Spreadyが送り出す新たなUXリサーチ支援ツール「Interview Sherpa」
東京都渋谷区を拠点とするSpready株式会社が「Interview Sherpa(β版)」という革新的なSaaSプロダクトをリリースしました。このツールは、UXリサーチのデータ分析プロセスを自動化し、リサーチャーの時間を大幅に節約できることが特徴です。
自動化がもたらす利便性
「Interview Sherpa」は、録画されたインタビューのデータをアップロードすることで、AIが自動的に文字起こしを行い、その後、話者を識別する機能を持っています。さらに、重要な発言やインサイトを自動で抽出し、構造化することで、従来の手法で必要とされていた多くの手間を省くことができるのです。この結果、UXリサーチャーは全体の30%に及ぶ分析にかかる工数を削減し、より戦略的な業務に集中できるようになります。
リリース背景と企業の課題
Spreadyは、これまでも新規事業開発の「検証」フェーズを支援してきました。しかし、インタビュー分析に多くの時間がかかることが、特に大きな障壁となっていることに気付くようになりました。リサーチャーが1時間のインタビュー分析に3〜4時間を費やすことは珍しくなく、そのために新規事業推進のプロセスが影響を受けてしまっているのです。このように膨大な工数が必要とされる現状に対するソリューションとして、「Interview Sherpa」は誕生しました。
費用対効果の高さ
「Interview Sherpa(β版)」は月額20万円での提供となるため、新たにUXリサーチャーを採用する場合に比べて圧倒的なコスト削減が可能です。例えば、優秀なリサーチャーを採用するためには約150万円の投資が必要となり、外注を利用する場合は1プロジェクトあたり200〜300万円と高額であることがしばしばあります。それに対し、インタビューデータの分析にかかる工数のDX化によって、月30〜40万円分の工数を削減できるとされています。
今後の展開と機能追加について
今後、Spreadyは「Interview Sherpa」にさらなる機能を追加する予定です。具体的には、インタビューガイド機能や、分析を補助するための機能などが考えられています。これにより、リサーチ全体を支援し、業務の再現性とスピードを向上させることを目指しています。このβ版のリリースを皮切りに、企業のUXリサーチ業務の改善に寄与することを期待しています。
企業に求められる協力
また、Spreadyでは「Interview Sherpa(β版)」の有償PoCに参加していただける企業を募集中です。このツールに興味がある企業様は、公式サイトから詳細を確認し、お問い合わせを行うことができます。企業のUXリサーチ業務を進化させるパートナーとして、Spreadyがどのような支援ができるかを感じていただければ幸いです。
結論
Spready株式会社は、テクノロジーを駆使して新規事業のプロセス改革に挑むスタートアップ企業です。「Interview Sherpa」のリリースにより、UXリサーチ業務の生産性向上に貢献し、企業の創造的な活動をサポートすることに意欲を燃やしています。将来的にはさらに豊富な機能が搭載される予定であり、これからの展開に期待が高まります。
Spready株式会社について
- - 所在地: 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
- - 設立: 2018年5月1日
- - 代表者: 代表取締役 佐古 雅亮
公式サイト:
Spreadyコーポレートサイト