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万博を横断するARTとSATORI

2025年、大阪・関西万博で新たな展覧会《いのち展》が開催されます。この展示は、空海の遺した教えと、生命誕生の神秘が融合した作品を通じて、観覧者に新たな感覚と体験を提供することを目的としています。

空海の祈りといのちの曼荼羅

本展は、「存在のはじまり」というテーマで、関西パビリオン和歌山ゾーンにて特別展示されます。アーティストの橋本昌彦と橋本さやかによるFeel&Senseが手掛ける本作品は、空海が書いたとされる梵字や、胎蔵界曼荼羅の仏々の姿、さらにはスウェーデンの科学写真家レナート・ニルソンの生命誕生の瞬間を捉えた写真が組み合わさり、科学とスピリチュアルな要素を融合させた現代曼荼羅を表現しています。

特に注目すべきは、受精卵が着床した瞬間を捉えた胎内の写真です。こちらは実写で、新たな命が育まれる様子を間近に感じることができ、観る者に生命の神秘を静かに思い起こさせます。

展示の特長

この展示は、以下の三つ要素が組み合わさった独特な形式をとります：

• - 梵字: 宇宙の声を反映する神聖な文字によって、より深い理解と連帯感を育む。
• - 曼荼羅: 仏たちの姿を通じ、慈悲のエネルギーを可視化した宇宙地図で、精神的な探求を促進。
• - 生命写真: 私たちの原初の記憶に穏やかに触れる貴重な胎内の実写によって、生命の尊さを感じさせる。

本展の目的は、見えない「いのち」の本質に形を与え、観覧者に感じる体験を届けることです。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とも深く共鳴し、アートを通じた新たな視座を提供します。

万博での展開

この展示は、万博開催期間中の主要プログラムと連動し、いのちの大切さを伝える“万博横断型アートプロジェクト”として展開されます。

特に注目すべきは、6月30日から7月6日にかけての「日本国際芸術祭」への出展です。この期間中、本展の作品が日本文化の一環として構成され、世界に発信されます。また、9月27日にはEXPOホールで開催される「アート体感LIFEいのちwithスーパーキッズ・オーケストラ」が行われ、音楽とアートの融合による特別な体験が提供されます。

展示概要

• - 展名: いのち展《存在のはじまりへ──空海の祈りといのちの曼荼羅》
• - 会期: 2025年5月6日（火）より一般公開
• - 会場: 大阪・関西万博関西パビリオン「和歌山ゾーン」
• - 主催: ARTとSATORI実行委員会（事務局：一般社団法人Feel&Sense）
• - アーティスト: Feel&Sense（橋本昌彦・橋本さやか）

ARTとSATORIについて

「ARTとSATORI」とは、場、作品、観る者の三者が共鳴し合い、創り出されるARTを意味します。この体験は、いのちの奥深さに触れ、存在の根源へと戻る機会を提供します。

ぜひこの機会に、万博の特別展示《いのち展》を訪れ、アートを通じての新しい発見を体験してみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ先】
一般社団法人Feel&Sense 事務局
Email: [email protected]
担当: 座間
TEL: 090-1677-5770
公式サイト: Feel&Sense

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