海南ウィーク開催
2025-05-27 13:05:16

海南省の自由貿易港が大阪万博で世界に魅力を発信

海南省の自由貿易港が大阪万博で世界に魅力を発信



2025年に開催される大阪万博の一環として、中国の海南省が特別に設けた「海南ウィーク」が、23日に華やかに開幕しました。このイベントは「グリーンな発展・開放と共有」をテーマにしており、約120名の参加者が集まり、この地域の豊かな文化と経済的な可能性を体感しました。

海南省は、中国の最南端に位置し、「中国のハワイ」と称されるリゾート地として知られています。ここは、中国本土と東南アジアを結ぶ利便性の高い位置にあり、自由貿易港として特別な経済政策や先進的な取り組みを展開してきました。特に、過去数年間で158の国・地域からの投資を受け入れ、外資系企業の新設が年間平均で57%増加しています。特に、海南省の海口市と日本の東京・大阪間には直行便があり、第1四半期には日本からの観光客が前年比で38.8%増加したと報告されています。

開幕式では、中国国際貿易促進委員会の副会長や駐大阪の総領事が挨拶し、海南省の地理的な優位性や文化的な魅力を高く評価しました。特に彼らは、「海南ウィークを契機に多くの日本人が海南を訪れ、新しい時代の中国の温かさを感じてほしい」と呼びかけました。また、日本側では兵庫県知事や日中経済協会の代表が友好関係を振り返り、今後の交流を期待する発言をしました。

開幕式では海南省の伝統文化を象徴するパフォーマンスも行われ、「福寿賦」というオープニング歌舞が友情や祝福をテーマにした華やかなものでした。また、リー族の伝統的な楽器演奏やファッションショーでは、古代の文様と現代デザインが融合した作品が披露され、観客から大きな拍手が送られました。これにより、海南の文化的な豊かさが強調され、来場者を惹きつけました。

また、中国パビリオン内では、海南省の無形文化遺産に関する特別展示も開催され、観客はリーディー族の装飾品や織物、文化クリエイティブ商品を体験する機会がありました。技術や工芸品が生き生きと展示され、来場者は海南独特の文化の深さを感じることができました。

午後には、海南自由貿易港についてのプロモーションおよび経済・貿易交流会が行われ、両国の政財界から約130名が参加しました。この交流会では、海南の海口市や三亜市が具体的な投資魅力を紹介し、参加者は海南の経済的な側面を理解する機会となりました。

また、海南省商会と日本側商工団体が協力覚書を結ぶなど、日中のビジネス連携がさらに進むことが期待されています。「海南グローバル国際展示センター」の設立も決まり、日本企業がさらに海南に進出する見込みです。

この「海南ウィーク」は5月25日まで続き、期間中には東京、大阪、兵庫など日本各地で様々なプロモーションイベントや経済・貿易の交流が展開されます。海南省の自由貿易港は、今後も多くの国と地域との協力を進め、国際的な成長機会を広げていくことに注力します。


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会社情報

会社名
日本文華伝媒株式会社
住所
東京都豊島区東池袋1-18-1Harezs Tower 20F
電話番号
03-3981-2705

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