小諸動物病院が最先端のモバイルX線放射装置を導入
長野県小諸市に位置する小諸動物病院(有限会社小諸動物病院)は、ペットオーナーにとって愛する家族であるペットの健康をより大切にするため、最新のモバイルX線放射装置「シーメンス社製Cios Fit」を今月上旬に導入しました。この新しい装置の導入によって、動物医療においてより負担の少ない画像診断を実現し、診断・治療の選択肢が増えることを目的としています。
高精度な診断を実現
新たに導入された「Cios Fit」は、リアルタイムで高解像度なX線画像を取得できる機能を備えています。これにより、整形外科や神経疾患などの診断・治療において、質の高い画像情報が提供され、正確な判断が可能になります。加えて、この装置は移動型であるため、手術室や各診察エリアで柔軟に運用できることから、処置時間の短縮も期待され、動物にかかる負担の軽減に寄与することが見込まれます。
導入の背景
小諸動物病院では、これまでも正確な画像診断の実現に向けて努力してきましたが、さらなる迅速な判断を求め、世界的に信頼されるシーメンス社製の「Cios Fit」の導入を決めました。この機器は、人間医療の分野で培われた技術を基にしており、動物たちに対してより優しい(アニマルウエルフェア)医療を提供することを目指しています。
院長の想い
小諸動物病院の院長、愛田真也は、「Cアームと呼ばれるこの最新の装置は、30年以上にわたり整形外科、呼吸器科、胃腸科などでの診断治療に使用されており、本装置の導入によって、診断精度のさらなる向上とペットへの負担軽減を期待しています」と話しています。院長は、引き続き地域の皆様に質の高い獣医療を提供できるよう全力で努める意思を示しました。
地域貢献への取り組み
小諸動物病院は、地域のペットオーナーから信頼される動物病院として、今後も最先端の設備と誠実な診療を通じて貢献を続けていきます。新しい装置の導入によって、より多くのペットが高品質な診療を受けられることを祈るばかりです。
このように、最新技術の導入は、動物たちの健康を守ることにつながります。小諸動物病院は今後も技術革新を追求し、地域社会における動物医療の向上に貢献し続けることでしょう。