災害救助犬「楽」の新たな挑戦と支援の呼びかけ
兵庫県伊丹市に拠点を置く認定NPO法人日本レスキュー協会は、災害救助犬の育成資金を集めるためのクラウドファンディングを2025年9月1日より開始します。このプロジェクトの顔となるのは、11月に6歳を迎える災害救助犬「楽(たの)」です。この取り組みは、災害時における人命捜索に真剣に取り組む「楽」の存在を広く知ってもらい、彼の活動を支える資金を得ることを目的としています。
背景と「楽」の活躍
昨年2024年9月に発生した能登半島豪雨災害から1年が経ちました。その災害時、「楽」は初めて現場に出動し、行方不明者の捜索に従事しました。彼は訓練を経て培った経験を生かして、迅速かつ確実に人命を探し出す役割を果たしました。その結果、行方不明者の発見に成功し、ハンドラーと共に多くの人々に希望をもたらしました。
「楽」の名前は、「楽しく訓練ができますように」という願いと「被災地に楽しい日々が戻りますように」という思いが込められています。彼の特徴は、見つけるまで決して諦めない粘り強い捜索力です。今後も彼がさらに力を発揮できるよう、訓練や医療、食事、装備に費用が必要です。
クラウドファンディングの詳細
「楽」の新たな挑戦を支えるために、クラウドファンディングが企画されています。2025年9月1日から11月12日までの期間中、目標金額30万円を集めることを目指します。このプロジェクトは「誕生日だからできる小さな応援」と題され、楽の誕生日と連動して多くの支援を呼びかけています。
支援者たちは、以下のURLを通じて直接寄付が可能です。
クラウドファンディングのリンク
この取り組みは、楽も含めた災害救助犬たちの未来を作り上げるために不可欠です。一人一人の小さな応援が、大きな力となり、さらなる活動の基盤を築きます。
日本レスキュー協会の重要性
日本レスキュー協会は、災害時に活躍する救助犬の育成と支援を行う団体です。現場での迅速な行動が可能となるのは、日々の訓練と支援があってこそです。多くの人々の手助けにより、楽や他の救助犬たちが日本中での活躍を続けることができるのです。
今日も新たな挑戦に向けて歩み続ける「楽」を、ぜひ皆さんと一緒に支えていきましょう。寄付を通じて、未来の安全を守る、そんな温かいご支援をお願いします。