新たな循環型社会へ！投票用紙リサイクル名刺の登場

新たな循環型社会へ向けて—「投票用紙リサイクルR-25名刺」発売

株式会社ユポ・コーポレーションは、使用済み投票用紙を有効活用する名刺「投票用紙リサイクルR-25名刺」を2025年2月19日から販売開始します。この画期的な製品は、特定非営利活動法人選挙管理システム研究会および株式会社ムサシとの共同開発によるもので、使用済み投票用紙の回収とリサイクルの取り組みを背景に誕生しました。

使用済み投票用紙の新たな活用法

日本では、開票後の投票用紙が次回選挙まで厳重に保管され、最終的には廃棄されるのが一般的でした。しかし、2007年に世田谷区で導入された投票用紙の回収システムが、リサイクルの道を拓くきっかけとなりました。その後、自治体がこの動きに賛同し、プラスチック資源循環促進法が施行された2022年以降は、参加する自治体が急増しています。

ユポ・コーポレーションは、この流れの中で、名刺の形で再利用可能な製品を開発しました。新しい名刺は、なんと製造原料に使用済み投票用紙由来の樹脂を25%配合しています。さらに、ポストインダストリアルリサイクル素材を使用し、合計で再生原料を70%以上も配合。環境への配慮が随所に感じられるデザインとなっています。

特徴と利便性の融合

この名刺の最大の特長は、レーザープリンターで印刷ができることです。企業や個人が自由にデザインを楽しむことができ、ビジネスシーンでも個性を演出できます。また、現在リサイクルマークの認証を取得する意向を示しており、環境意識の高いユーザーにとってもメリットがある製品です。

企業の取り組みと未来への展望

ユポ・コーポレーションは、この取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。「投票用紙リサイクルR-25名刺」の販売は、単なる名刺作成に留まらず、環境保護の象徴でもあります。今後、より多くの方々にこの製品を利用していただくことで、社会全体のリサイクル意識が高まることを期待しています。