京都宇治田原町からの贈り物:希少な茶の実オイル
京都府の南部に位置する宇治田原町は、その美しい自然環境と豊かな茶文化で知られています。ここで生産される緑茶は江戸時代からの伝統を守っており、地域の誇りとなっています。しかし、最近では茶農家の高齢化や労働力の不足から、手入れの行き届かない茶畑が増加しているのが現状です。そんな中、新たな試みとして、茶葉が採取されなくなった茶の木から茶の実を活用し、持続可能な製品開発が進められています。
茶の実から生まれた新しいオイル
このたび、株式会社スパホスピタリティーが新たに発売する「茶の実オイル」は、これまであまり見向きされてこなかった国産の未利用資源を有効活用したものです。茶の実から搾油したピュアオイルは、その栄養素と香りを残して美しい自然のエッセンスを凝縮しています。オレイン酸やリノレン酸、ビタミンEが豊富に含まれ、肌に嬉しい効果が期待できます。
貧弱な茶園を活かす試み
宇治田原町では、耕作放棄地となった旧茶園の茶の木から茶の実を一つ一つ手に取り、その実を収穫するという、地域の人々の協力による素晴らしい取り組みが行われています。それに賛同したスパホスピタリティーは、地域文化の保存と自然との共存をテーマに、これを製品化しました。結果、2024年12月25日から数量限定で「茶の実オイル」が販売されます。
商品の特長
茶の実オイルは、軽やかなテクスチャーで肌によく馴染み、化粧水や美容液の前に使うブースターとして最適です。また、乾燥が気になる部分にも使える全身用オイルです。香りにはほのかに茶の木の香りが漂い、自然の香りを楽しむことができます。配合成分は100%チャ種子油で、容量は20ml、価格は9,900円(税込)です。
伝統を継承し、サステイナブルな未来を目指して
このプロダクトは、宇治田原町地域おこし協力隊と連携して実現しました。高橋一樹さんをはじめ、地域の皆様の手によって丁寧に作業が行われ、私たちの生活に自然の恵みを届けます。
まとめ
宇治田原町の自然と文化を感じられる「茶の実オイル」は、過疎化の進む地域での新しい挑戦であり、私たちにとっても大切な存在となります。持続可能な素材を通じて、未来につなぐ美しい生活をサポートしていくことで、「植物の力」を最大限に活かし、より豊かな日常を提供することを目指します。ぜひ、この貴重なオイルを手に取ってみてください。
商品購入情報
新しい茶の実オイルは、2024年12月25日(水)からオンラインショップ及び関連店舗で購入可能です。詳しくは公式サイトをご覧ください。