fluctの新ダッシュボード
2025-12-15 10:53:06

fluctと電通デジタルが連携し透明性向上を目指す新ダッシュボードを発表

新たな広告取引の透明性を提供する「メディアキュレートダッシュボード」



株式会社fluct(フラクト)は、電通デジタルの支援を受けて新たな「メディアキュレートダッシュボード」を開発しました。このダッシュボードは、広告取引の透明性と品質を可視化するもので、ブランド広告主がPMP(プライベートマーケットプレイス)をより安心して利用できる環境を作り出します。

背景


デジタル広告業界では、透明性と品質を重視する取引環境の確立が急務とされています。特に米国では、Real-Time Bidding(RTB)の取引の約50%がPMP経由で行われているのに対し、日本市場ではまだオープンRTBが主流です。これにより、日本のブランド広告主は高品質な広告枠を見分けることが難しくなっています。

そんな中、fluctは電通デジタルの『Dentsu Digital Global Center』のアドバイスを受けて、日本市場向けに透明性強化型PMPの設計に取り組みました。DDGCは、その豊富な国際的知見をもとに、広告主が求める環境を整える手助けを行っています。

「メディアキュレートダッシュボード」の主な機能



1. カテゴリ別キュレーション


ダッシュボードは、ビューティーやファイナンスといったカテゴリごとに最適なメディアを選定し、その情報を広告主に提供します。これにより、広告主は自社の目的に合致したターゲティングを実施できるようになります。

2. デモグラフィック専有率の可視化


各メディアの年齢や性別などのユーザー属性をビジュアル化することで、ブランドが最適な出稿先を見つけやすくなります。これにより、ターゲット層により適した広告プランの策定が可能になります。

3. 取引透明性の向上


The Trade Desk(TTD)などのDSPを通じたPMP取引において、ダッシュボードが可視化されたデータをもとに最適な出稿戦略の設計を実現します。

4. 国内メディアとの連携強化


国内主要メディアと強固な連携体制を築き、品質管理や開発支援を行うことで、持続可能な広告環境を提供します。

今後の展望


fluctは、2025年までにビューティー、ファイナンス、テクノロジーなどの主要広告カテゴリにおける透明性強化型PMPの普及を目指しています。広告主とメディア双方に持続可能な価値を提供することが目的です。

関係者の声


電通デジタル副社長の杉浦友彦氏は、「持続可能な成長には透明性と信頼性が不可欠です。今回のダッシュボードは、広告主が安心してPMPを利用できる基盤を提供します」と述べました。

The Trade Deskの日本担当ゼネラルマネージャー馬嶋慶氏も、「透明性あるデータ提供を通じて、広告主のKPIに貢献するメディアバイイングが期待できます」と言及しています。

fluctの代表取締役CEO藤井洋太氏は、「このダッシュボードによって、広告市場における透明性が一歩前進します」とを語り、高品質な広告環境の提供への期待を寄せています。


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会社情報

会社名
株式会社fluct
住所
東京都港区虎ノ門2-6-1虎ノ門ヒルズ ステーションタワー36F
電話番号

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