NextDriveが「Cube J」よりセキュリティラベルを取得
NextDrive株式会社が提供するHEMSコントローラー「Cube J」が、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によるセキュリティ要件適合評価とラベリング制度、通称「JC-STAR」の「★1」適合ラベルを取得したという嬉しいニュースが発表されました。このラベルの取得は、IoT製品に対するセキュリティの確保が求められる今、特に注目に値します。
ラベル取得の意義
「Cube J」が「★1」適合ラベルを取得したことで、エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス向けのサイバーセキュリティガイドラインに準拠していることが確認されました。この適合性が認められることで、企業やユーザーは「Cube J」を安心して利用することができるようになります。これは、IoT技術が進化する現代において非常に重要な進展です。
JC-STAR制度とは
JC-STARは、ETSI EN 303 645やNISTIR 8425などの国内外の基準に準じた独自の適合基準に基づき、IoT製品のセキュリティを確認・可視化する制度です。2024年8月には経済産業省が新たな評価制度を公表し、ますます重要性が高まるIot製品のセキュリティ対策が進むことが期待されています。
Cube Jの特長
「Cube J」は、エネルギー機器のデータ収集や制御、そして他との連携を安全かつ効率的に行うためのクラウド連携型HEMSコントローラーとして開発されました。以下にその主な特長を紹介します。
- - セキュアなデバイス認証と通信暗号化:IoT環境における不正アクセスやデータ改ざんを防止するための高いレベルのセキュリティが実施されています。
- - 遠隔アップデートと状態監視機能:これにより運用負荷が軽減され、ユーザーは手間なく管理ができます。
- - コンパクトなデザイン:コンセントプラグ一体型で、電気工事なしで簡単に設置が可能。
- - 広範な適用範囲:電力アグリゲーションや蓄電池、V2Hといった現代の高度なエネルギーマネジメントが求められる住宅でも使用の実績があります。
このように、Cube Jはセキュリティ面においても設計が行き届いており、多くの企業にその効果が評価されています。これからもNextDriveは、社会の安全性を高め、脱炭素社会の実現に貢献するという確固たる理念をもって、技術革新を続けていくことが期待されています。
まとめ
「Cube J」の「★1」適合ラベル取得は、次世代のエネルギー管理における大きなステップであり、IoT製品のセキュリティ向上に寄与することが証明されました。NextDriveのさらなる取り組みに注目が集まります。