社会福祉法人ちとせ交友会、2026年度新体制開始
社会福祉法人ちとせ交友会(東京都千代田区、理事長:山口哲史)が、2026年4月1日より職員2,000名規模の新たな組織体制で活動をスタートしました。そのスローガンは「We are the One ~自律深化 子どもまんなか社会の協創~」。
この年度には、保育の質をさらに高め、職員の育成システムを整えることに注力します。また、急変する保育・福祉の環境に対応するため、子どもたち、保護者、地域社会に向けて価値あるサービスを提供するための様々な取り組みを実施していきます。具体的な計画としては、研修制度の強化やICT技術の導入などが挙げられます。
背景と目的
全国的に見ても保育人材の確保・育成は課題となっていますが、ちとせ交友会は園の数の増加に伴い、職員が2,000名を超える体制に成長しました。現代の保育環境では子どもたちが自己の気持ちを理解し、調整する力や、自己思考で行動する力、人との協力を通じて活動する力を養う“自律性”を育むことが求められています。
このような背景を考慮し、2026年度には新組織体制を採用し、現場支援を強化し、職員育成を系統化し、ICT技術を活用して業務の効率化を図ります。これらはすべて「We are the One」という年度目標の実現を支える基盤として位置付けられています。
具体的には、以下の3つの大きな目的が設定されています。
1. 子どもたちが自律的に身を育む環境づくり
2. 職員が共に働き、専門性を高め続ける組織の形成
3. 地域コミュニティとともに子どもを育成する協創の推進
さらに、新卒職員への研修プログラムの拡充や、年代別のキャリア育成制度の更新を実施し、将来の保育者を持続的に育成することで、高品質な福祉サービスの提供を目指します。
主な取り組み
以下に具体的な取り組み内容を示します。
1. 新卒職員研修の拡充
新卒の職員向けに、保育の基礎に加え、食育、安全管理や保護者支援を体系的に学べるプログラムを強化します。3つの自律性──情意、社会道徳、知的──を育む質の高い保育を実現するため、実践力向上に尽力します。
2. キャリア段階に応じた育成体制の再整備
若手職員、中堅職員、管理職向けに一貫した研修体系を構築。職員が目的を持って働き、協力し合い、保護者とも連携を図るための専門性を育成します。
3. ICT技術を活用した効率化
保育記録や情報共有のプロセスをより効率化し、業務負担の軽減と保育の質向上を同時に進めます。
4. 横断的な支援体制の強化
グループ内の各園を横断した支援体制を強化し、子どもたちに適した保育環境を整えるための取り組みを推進します。
理事長のメッセージ
理事長・山口哲史氏は「新体制としての挑戦に対する決意を込めたスローガン『We are the One』を掲げ、子どもを中心に据えていくことの重要性を強調しています。職員一人ひとりの思いや行動が、組織全体の力となり、地域社会に対してより良い福祉サービスを提供するための基盤を築いていく所存です。」と述べています。
ちとせ交友会は、地域社会に根ざした福祉法人として、未来を担う子どもたちの成長を支えるため、今後も挑戦を続ける考えです。