弓道部の全国優勝
2024-10-29 21:03:24

松戸市立栗ケ沢中学校弓道部の佐藤さんが全国優勝!弓道の魅力を語る

栗ケ沢中学校弓道部、全国大会での栄誉


松戸市立栗ケ沢中学校弓道部男子が新たな歴史を刻みました。特に目を引くのは、3年生の佐藤汰樹さんが2024年8月に開催された「第21回全国中学生弓道大会」で個人男子部門の優勝を果たしたことです。この快挙により、佐藤さんは技術優秀賞も受賞し、まさにダブル入賞を達成しました。

バックグラウンドと弓道の始まり


これまでの彼の道のりを振り返ると、弓道を始めたきっかけは兄の影響でした。「兄の姿を見て、弓道に興味を持ちました。道着姿がかっこよく、大会で弓を射る姿も素晴らしいと思っていました」と佐藤さん。当時から栗ケ沢中の一員になることが夢だったようです。

同様に、団体男子部で競い合った伊藤千隼さん、そして女性弓道部員の永田瑞恭さんも、家族の影響を受けて弓道に進んだと語ります。伊藤さんは両親がこの中学校の弓道部出身であり、永田さんも姉が弓道をしていたことが弓道を始めるきっかけでした。

全国大会を前にした試練


全国大会への道のりは決して平坦ではありませんでした。千葉県大会での勝利を収めた佐藤さんも、全国大会に向けた最終調整で思い通りの射を決められず、緊張感にさいなまれていました。しかし、決勝戦においては冷静に自らの実力を発揮できるよう、指導員の奥田繁樹さんから適切なアドバイスを受けました。予選を突破し、決勝へと進む際には特に「1本目を外さないことに集中する」と決めていたそうです。

「嬉しかったです」と優勝の瞬間の感情を語る佐藤さんの姿からは、自信に満ちた印象を受けました。

奥田先生による指導


佐藤さんたちが通う栗ケ沢中学校の弓道部を長年指導しているのは奥田繁樹さんです。奥田先生は「弓道は真面目さが重要で、心構えが出来ていないと上達しません。コツコツとした努力が必要です」と教えています。そのため、弓道が上達するためには常に丁寧さと真面目さが求められるのです。

また、「適度な興奮状態が大事です。冷静すぎるのも良くないので、楽しい心を持つことが重要です」と弓道のメンタル面におけるアドバイスもしています。

競技の中の魅力と苦難


弓道の楽しさや魅力は、身体を使った運動ができなくても、やりがいを感じられる点だと永田さんは語る。「誰でも挑戦できるスポーツで、大会にも出場できるのが魅力ですね」。市場で広がってきた弓道の奥深さに対し、伊藤さんは「技術や道具など多様な要素が含まれていて、毎回新たな発見があります」との見解を示しました。

一方で、競技を行う中で出会う「壁」についても語られました。「的に当てようと焦ると、放したい気持ちが勝ってしまうことがある。これがいわゆる『早気』で、これを克服するためには経験と訓練が必要です」と奥田先生。これらの厳しさも、弓道の本質であり、乗り越えてこその楽しさがあるのです。

夢と目標


最後に、今後の展望を聞くと、佐藤さんは「これからも弓道を続けていきたい。そして、兄たちと並んで弓道場に立つことが夢です」と語ります。伊藤さんも「弓道と絵を両立させたい」と情熱を持って取り組む姿勢を見せました。

一方、永田さんは「高等学校での弓道の継続はまだ未定ですが、この美しい競技をずっと楽しんでいきたいです」と心意気を表明しました。

栗ケ沢中の強み


栗ケ沢中学校弓道部は、13年連続で全国大会に出場している強豪校として知られています。毎週の練習において、現役と卒業生、OB・OGが一緒に集まり、互いに教え合い、支え合って弓道を学ぶ姿が印象的です。弓道を通じて築かれる絆が、部活動の核心ともなっているのでしょう。

今後の3人の活躍が非常に楽しみです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
松戸市
住所
千葉県松戸市根本387-5
電話番号
047-366-1111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。