障害年金専門のわくわく社労士事務所がアンテリジャンスグループに加盟

アンテリジャンスグループが「わくわく社会保険労務士法人」を支援体制に迎え入れ

大阪に本社を構えるアンテリジャンスグループが、障害年金専門の社会保険労務士事務所「わくわく社会保険労務士法人」をグループに加えることが決定しました。この合同は2025年7月1日付で実施され、障害福祉の分野における新たな支援体制が整うことが期待されています。

アンテリジャンスグループのビジョン

アンテリジャンスグループは、障害福祉に特化した士業の集団として活動しています。税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士など、ユーザーのニーズに寄り添った総合的なサービスを提供し、障がい者施設の運営者を支えることで、利用者やその家族の安心を確保することに注力しています。

このビジョンのもと、全国の障害福祉事業者に対し、開業支援や職員採用、メタバースの導入など幅広いサービスを展開。また、遺言や任意後見制度を通して「親なき後問題」にも対応し、障がいを抱える方に寄り添ったサポートを行っています。

わくわく社会保険労務士法人の役割

一方の「わくわく社会保険労務士法人」は、障害年金に特化した事務所で、全国の障害年金受給者に対する申請代行サービスを提供しています。その実績は2万件を超え、YouTubeチャンネル「社労士まっちゃんの障害年金カフェ」では4.5万人以上の登録者を獲得するなど、幅広い情報発信にも力を入れています。

この統合により、今後は障害福祉に関わる事業者だけでなく、障がい者本人やその家族に対しても、専門的で包括的なサポートを提供する体制が整うことになります。これまでの経験が融合されることで、支援の質も向上が見込まれます。

今後の展望

今後の展望として、障害福祉事業者と障がい当事者を横断的に支援できる仕組みの構築が予定されています。今回のグループジョインによって、障害年金に関する知識と障がい者施設経営のノウハウを結集し、具体的には「年金の受給可否を考慮した就労支援」や「親なき後を見据えた資金計画支援」など新たな支援モデルの開発に取り組む姿勢が見えます。

このような取り組みにより、福祉業界の現状の課題解決に一層貢献することが期待されています。