米沢織展示商談会
2024-02-26 14:28:03
米沢織の魅力を再発見!展示商談会が東京で開催決定
2024年4月11日と12日の2日間、東京の恵比寿で「YONEZAWA TEXTILE COLLECTION 2025 Spring & Summer」が開催されます。この商談会は、米沢織の生地や製品を紹介するイベントで、今年は特に新たなコンセプト「Re×Change」を掲げています。米沢織は、その歴史が200年以上も続く伝統的な織物産地であり、山形県米沢市で生産されています。もともとは米沢藩第九代藩主の上杉鷹山公が推奨したことから発展し、今に至るまで品質と技術を誇っています。
毎年春に開催されるこの展示商談会には、米沢繊維協議会が関与し、今回も9社の米沢織服地企業が参加予定です。新しい生地の発表に加え、既存の技術を活用した製品も取り揃えられ、業界関係者の期待が高まっています。コロナ禍の影響で一時的に低迷した米沢織に新風を吹き込む狙いがあるため、各社が自由な発想で制作した生地が数多く展示されます。
今回の会場はEBis303という新しい場所に変更され、参加者には事前申し込みが必要です。開催時間は両日ともに昼間の時間帯で、業者向けの専門的な商談会となっています。
米沢織の魅力は、その多様性にあります。多くの企業が小ロット製造や多品種対応を可能としており、それぞれが独自の技術を活かしたオリジナルの生地を作り出しています。特に、天然繊維と化学繊維を掛け合わせた複合化が進んでおり、染色や後加工が行われた生地は、独特の風合いと質感を持ち、ファッション業界からも注目されています。
さらに、米沢繊維協議会は、1892年に設立された歴史ある団体です。初めは350社の機屋が集まり、業界全体の品質向上を目指して結成されました。今では、織元や地元問屋、関連企業が連携して、米沢織を支える基盤となっています。
この展示商談会を通じて、米沢織の新たな可能性や魅力を発見できるチャンスです。業者の方々はもちろんのこと、ファッションやテキスタイルに興味のある皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。米沢織の革新的な生地に触れることで、今後のトレンドや市場の動向を感じ取ることができるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
米沢繊維協議会
- 住所
- 山形県米沢市門東町1-1-87
- 電話番号
-
0238-23-3525