神奈川県のカウンセリングオフィスSARA、指定NPO法人に認定

カウンセリングオフィスSARAが神奈川県指定NPO法人に

神奈川県横浜市に拠点を置く、特定非営利活動法人カウンセリングオフィスSARAは、2025年12月23日に神奈川県の指定特定非営利活動法人（指定NPO法人）として認可されました。これにより、同法人は地域のメンタルヘルス支援をさらに強化するための新たな一歩を踏み出します。

指定NPO法人制度は、公益性や事業の適正性、組織運営の透明性など、一定の基準を満たすNPO法人を神奈川県が認めるものです。SARAの指定が評価された背景には、これまでの取り組みや地域への貢献があると考えられています。今後も、地域が抱える課題を解決するために、より一層の努力を重ねていく方針です。

ふるさと納税を活用した低所得者支援

新たに指定NPO法人となったSARAは、神奈川県のふるさと納税制度の「NPO応援寄付」に登録しました。この制度を通じて、寄附者の皆さんはSARAへの支援を行うだけでなく、神奈川県からの返礼品を受け取ることも可能になります。特に、神奈川県外にお住まいの方は、寄附を通じて税制上の優遇措置を享受しながら、地域の社会的課題に貢献できます。

さらに、神奈川県内に住む方々には、横浜市の「よこはま夢ファンド」を通じても支援をお願いしています。このふるさと納税を通じて集まった寄附は、経済的にカウンセリングを受けることが難しい方々に向けた助成金として活用されます。具体的には、生活保護や住民税非課税世帯の方々に対するカウンセリング servicesの料金を半額まで引き下げる「ギフトカウンセリングたんぽぽ」に使用されます。

利用者からの感謝の声

これまでの活動において、SARAでは2024年度に510名の方に対して、合計4,696回のカウンセリングを提供しています。その中でも、経済的な理由からカウンセリングを受けることに不安を抱えている低所得者の方々に向けて、特に充実した支援が行われています。

利用者様からは感謝のコメントも寄せられており、「SARAのおかげでメンタルヘルスが改善された」という声や、「料金が安くて助かった」といった温かい言葉が届けられています。これらのフィードバックは、SARAにとって大きな励みとなっており、今後のさらなる活動への意欲をかき立てています。

コミットメントと将来の展望

SARAは「もっと多くの人にカウンセリングを」をモットーに、今後も経済状況に関わらず、必要な心理的支援を受けられる環境づくりに取り組んでいく方針です。現代社会においてメンタルヘルスはますます重要なテーマとなっており、カウンセリングのニーズも増加しています。SARAはこれを踏まえ、より多くの方にそのサポートを届けていくことを目指しています。

最後に、ふるさと納税を考えている方々には、ぜひSARAへのご支援をお願いします。メンタルヘルスの問題に苦しむ人々が支援を受けられるように、一緒にその活動を後押ししていただければ嬉しいです。