世界睡眠デー発表:日本の睡眠実態に衝撃の調査結果
毎年3月13日は世界睡眠デーです。この日を記念して、医療機器メーカーのレスメド株式会社が「レスメド 世界睡眠調査2026」を発表しました。調査では、日本人の睡眠時間が4年連続で最下位となっていることが明らかになり、心配の声が上がっています。
調査の重要なポイント
調査は13カ国、総勢3万人を対象に実施され、以下のような結果が得られました。
- - 日本人の平均睡眠時間は6時間で、世界全体の推薦睡眠時間7〜8時間を大きく下回る。
- - 週に1回も熟睡できないと答えた人が8.3%、これは世界平均の5.1%に比べて高い数値。
- - パートナーと別々に寝る「睡眠離婚」の割合は57.2%で、世界で最も高い結果に。
これらの結果から、睡眠の重要性に対する認識と実際の行動に大きな隔たりがあることが明らかになりました。例えば、回答者の53%は睡眠が健康維持にとって最も重要な要素だと認識しているものの、改善のための具体的な取り組みは行われていない現状があります。
日本人の睡眠リテラシーの低さ
興味深い点は、日本人の概要睡眠時間やその質の悪さだけでなく、睡眠に関連する知識が世界で最低レベルだということです。質の高い睡眠が健康を促進すると答えたのはわずか63%、これは世界平均の84%を大きく下回ります。また、睡眠不足が糖尿病や心血管疾患のリスクを高めることに気づいている日本人は60.3%、これも世界平均の77.1%には届いていません。
働く人々のプレゼンティーズム
調査対象者には労働者も含まれており、職場における健康や睡眠への理解不足が浮き彫りになりました。上司が健康全般を気にかけてくれると感じる人は26.4%、また「職場の文化が休息を重視している」と答えたのは24.8%に過ぎないのです。この結果、日本の労働環境は健康や睡眠に対する支援が不足していることが分かりました。
睡眠不足が原因で病気を欠勤したことが「全くない」と答えた日本人は61.5%。これは、実際に疲労を抱えても無理をして働く「プレゼンティーズム」の問題を示しています。
睡眠離婚が進行中
調査の中で特に注目すべきは、日本での「睡眠離婚」の現象です。パートナーのいびきや生活リズムの違いから、別々のベッドで寝ることが多くなっています。一見、快適な睡眠環境ですが、これには注意が必要です。別々に寝ることは、健康問題を見逃す一因ともなり得ます。
意識の転換が求められる
レスメド株式会社の最高医療責任者、カルロス・M・ヌネス医学博士は「睡眠が健康の基盤である」という認識が高まっている一方で、実際の行動も伴わなければ意味がないと指摘しています。日常生活の中で、今後どのように睡眠環境を改善し、意識を行動に移すかが今後の課題です。
この調査は、レスメドが健康に関する啓発活動の一環として位置付けており、今後も睡眠に対してより多くの理解を得ることが必要です。さらなる詳しい情報や自分の睡眠状況をチェックしたい方は、レスメドの公式サイトからアクセスできる各種リソースを参照してください。