月の石を運んだケース
2025-04-14 10:28:42

2025年大阪・関西万博で注目!月の石を運んだ伝説のケースとは

2025年大阪・関西万博で注目!月の石を運んだ伝説のケースとは



2025年4月13日、いよいよ大阪・関西万博が開催される。その目玉の一つが、アポロ17号ミッションで地球に持ち帰られた「月の石」の展示だ。この展示をきっかけに、宇宙の神秘と人類の歴史に深く関わる「月の石」を運ぶ際に使用された特別なアルミケースの存在が再注目されている。

このケースは、アメリカのトータルラゲージブランド「ゼロハリバートン」を代表するものであり、月の石を安全に地球に運ぶために作られた。ゼロハリバートンは1938年に創業し、以来、耐久性と機能性を追求した製品を世に送り出してきた。

宇宙への挑戦



宇宙の環境という過酷な条件下で、どのようにして月面から持ち帰った宝物を守るのか。1969年、NASAはアポロ11号のミッションにおいて、人類初の月面着陸に成功した。そして、その際に採取した月の石や砂を安全に帰還させるために特殊なケースが必要だった。ゼロハリバートンのアルミニウム製ケースは、その任務に最適な選択肢となった。

特筆すべきは、このケースが当時市販されていたモデルを改良したものであった点だ。三重密封構造が施され、真空状態を保持しつつ、湿気と汚染物質の侵入を防ぎに徹底して設計されている。また、ロケット発射時や着水時の衝撃を受け止めるための内装も工夫されている。このように、ケースは「月面採取格納器」として、地球帰還時にも月の石をしっかりと護る役割を果たした。

ゼロハリバートンの伝統



ゼロハリバートンは、設立当初から「どんな環境にも対応できる鞄を」という理念の基、製品開発を行ってきた。そのため、アポロミッションでの成功は、彼らの理念を現実のものとする重要な出来事となった。この宇宙環境でも通用する名品からは、同ブランドの持ち味である堅牢さとデザイン性が見て取れる。どうしても月の石という貴重なサンプルを運ぶためのケースは、単なる運搬器具ではなく、歴史の証人であった。

新たな体験ができる店舗



現在、全国の直営店やオンラインストアで購入可能な新たなアルミラゲージ「ヘリテージライン」は、宇宙を旅したアルミニウムケースと同素材を活用しながらも、軽量化を実現している。また、東京都渋谷区の「ゼロハリバートン 新宿サザンテラス店」では、宇宙品質の堅牢性を直接体験できるアーカイブ品を展示しており、歴史を感じることのできる貴重なスペースとなっている。

歴史を感じる展示品



同店では、1974年に爆破された飛行機内から中身が無傷で発見されたアタッシェケースや、特異なデザインのアタッシェケースなど、ゼロハリバートンの歴史を物語る展示品が多数取り揃えられている。これらのケースは、製品自体が持つ堅牢性とデザインの美しさを体感する絶好の機会だ。アーカイブ品に触れながら、ゼロハリバートンの信念を直に感じられる体験価値が提供されている。

ブランドの未来へ



ゼロハリバートンは、現在も国内外で評価が高く、特に耐久性が求められる現代社会において、その価値は変わらず息づいている。月の石を運んだ伝説のケースに象徴されるように、これからも新たな挑戦を続けていくだろう。2025年の万博に向けて、私たちの宇宙への夢や想いを築いていく上で、ゼロハリバートンの存在は不可欠である。

今後の展開に期待しつつ、23年ぶりの万博を楽しみにしたい。


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会社情報

会社名
エース株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前1-4-16神宮前M-SQUARE
電話番号

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