心の健康投資の新提案
2025-08-18 13:21:23

心の健康投資推進コンソーシアム設立、ラフールが理事に就任

心の健康投資推進コンソーシアム設立の背景と目的



株式会社ラフール(東京都中央区)が一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」の設立に参加し、その理事に代表取締役社長の結木啓太が就任しました。この取り組みは、少子高齢化が進む中で企業が抱える人手不足や従業員エンゲージメントの向上に寄与することを目指しています。特に、日本国内ではメンタルヘルスに関する問題が深刻化しており、経済的損失は年間7.6兆円に達するとされています。

心の健康は、個人がストレスに対処しながら生産性を向上させる重要な要素とされています。これに対する投資が企業の生産性向上や従業員の健康増進に貢献することが期待されています。現在、心の健康に苦しむ人は82.7%に上り、ストレスは労働効率やハラスメント問題の原因ともなっています。この状況を改善するために、ラフールは、産官学の協力を得て心の健康投資を推進することを決意しました。

設立の具体的な目的



経済産業省が設立した研究会を背景に、2023年には職域における心の健康関連サービスの活用促進を目指す活動が始まりました。このコンソーシアムは、その成果を基に、心の健康投資を拡大し、個人や企業の課題解決に寄与しようとしています。特に、心の健康に関するデータや情報共有を行うことで、企業の人材管理や組織改善を助け、リーダーたちが直面しているさまざまな課題に対応することを目指します。

コンソーシアムの活動内容



心の健康投資推進コンソーシアムでは、様々な活動が行われます。具体的には以下の通りです:
  • - 健康経営の普及啓発 : 職場における心の健康の重要性を広めるためのキャンペーンやセミナーを開催。
  • - サービスの品質向上 : 提供される心の健康サービスの質を向上させ、利用者が納得できる形でサービスを展開。
  • - 広報活動 : 一般企業や研究機関向けに心の健康関連の情報を発信し、社会的認知を高める。

これらの活動は、心の健康に関連する様々なステークホルダーとの連携によって支えられています。特に、経済産業省や多くの企業が参画することで、心の健康に対する理解を深め、より効果的な施策を展開できるよう努めています。

結木社長のコメント



結木啓太社長は、「心の健康投資は企業の持続的成長に不可欠であり、今後も研究者や関連企業と協働し、技術や理念を活かして心の健康をサポートする取り組みを進めていきたい」と述べています。彼は、心の健康がもたらす経済的メリットに対する投資を促進することで、企業の運営においての優位性が得られると考えています。また、ラフールは「ラフールサーベイ」や「テキカク」といった自社のサービスも通じて、心の健康の可視化と行動変容をサポートしていく方針です。

今後の展望



心の健康投資推進コンソーシアムは、設立後の活動を通じて、心の健康への社会的認知を高め、誰もが安心して働ける職場環境の実現を目指します。また、参加企業がそれぞれのニーズに応じた心の健康関連サービスを選択できるように支援し、より健康的な働き方の実現に寄与していくことが期待されています。さらに、10月には心の健康に関する新しい選択支援ツール「ウェルココ」の正式リリースも計画されており、これが新たな支援の一助となるでしょう。

この動きは、日本全体の労働環境を改善する一助になると期待され、心の健康の重要性がますます注目されていくことでしょう。ラフールをはじめ、産官学が協力し合いながら進めるこのプロジェクトから目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ラフール
住所
東京都中央区日本橋茅場町2-9-5日進ビル 7F
電話番号
03-5643-3707

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