天馬株式会社第72回株主総会に関する重要なお知らせと最新情報
株主総会のお知らせとダルトンの提案
天馬株式会社は、新型コロナウイルスの影響を考慮して、第72回定時株主総会を開催することを発表しました。この総会において、株主の安全を最優先に考え、適切な感染防止策が実施される予定です。6月11日には、招集通知が発送される見込みです。
また、同総会では大株主であるダルトン・インベストメンツグループから、株主提案が提出されており、これに対する意見や公開質問の回答が行われています。司治元名誉会長を代表とする「天馬のガバナンス向上を考える株主の会」からも、ダルトンに対する質問が発信されています。ダルトンは、これに対し自社のスタンスを明らかにし、株主の利益を最優先としたコメントを掲載しました。
ダルトンの基本方針
ダルトン・インベストメンツグループは、天馬株式会社の企業価値向上を最大の目標としており、株主と経営陣との対話を重要視しています。これまでにも、報酬制度や配当政策などに関する提案を7回行っているとのことです。ダルトンは、株主提案にもかかわらず、株主全体の利益最大化を目指して、自らの権利を行使する方針です。
株主提案の評価
司治元名誉会長が提出した提案には、特に資本政策に関する良い施策が含まれているとダルトンは評価しています。過去に提案してきた施策の一環として、ダルトンはこれらの施策が実現することを期待しています。
また、ダルトンは、過去の取締役会において不適切な行動があり、その再発防止のためのガバナンス体制の構築が重要であることに同意しました。それに伴い、株主総会で可決されれば、社外役員によるガバナンス改善を促し、企業価値の向上を図る考えです。
株主提案者への懸念
しかし、ダルトンが株主提案に賛同しない理由として、提案者が元名誉会長である司治氏である点が挙げられています。司氏は退任後も天馬の経営に強い影響を与えており、そのため独立性が疑問視されているとのことです。ダルトンは、司氏が不適切な形で経営に介入すると懸念しており、それが理由で賛同をしないという立場を表明しています。
結論
ダルトン・インベストメンツは、社員と株主の利益を最大化するために、今後も株主総会での意見表明や公開質問に積極的に応じていく意向を示しています。今回の株主総会は、企業価値を向上させるための重要な場となるでしょう。株主の皆様は、準備を整えた上で参加し、自らの意見をしっかりと持ち込むことが求められます。新たなガバナンス体制の確立を通じて、企業の成長に寄与する機会でもあります。
会社情報
- 会社名
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天馬株式会社
- 住所
- 東京都北区赤羽一丁目63番6号
- 電話番号
-
03-3598-5511