高取焼『東京残香』
2026-09-07 12:04:11

高取焼の美しさを現代に伝える個展『東京残香』開催情報

高取焼と高取由布子の魅力



福岡県の小石原皿山で約420年の歴史を持つ高取焼。その作陶家である高取由布子さんの個展『東京残香』が、代々木上原のギャラリーIEGNIMで2026年9月12日から9月23日まで開催されます。この個展は、高取焼の伝統美を現代の暮らしに融合させることを目指しており、来場者に一杯の安らぎと美を提供します。

高取焼の歴史と綺麗さびの美意識



高取焼は、16世紀末に福岡藩主・黒田長政のもとで始まり、茶の湯文化と深く結びついています。特に、茶人・小堀遠州が提唱した「綺麗さび」は、現代においてもなお多くの人々に影響を与えています。この「綺麗さび」は、凛とした佇まいの中にうつろう儚さを秘め、私たちの心に静かな余韻を残すものです。

高取由布子さんは、高取焼の奥深い美しさの中に「豊かさと儚さのあわひ(あわい)」を見出しており、その感性は彼女の作品に色濃く反映されています。自身の作品を通して、目に見えない時間の流れや巡る季節の気配を感じてもらいたいとの思いを込めています。

個展『東京残香』の見どころ



個展『東京残香』では、彼女が様々な想いを引き出した器を展示します。特に印象的なのは、童謡「春の小川」の元となった河骨川に対する深い思いです。かつては東京を流れていた清流の面影を感じさせる器を通して、みなさまの心に歴史の余韻をお届けすることが意図されています。

持ち帰ることのできる豆皿や、和菓子作りのワークショップも併催されるため、手作りの楽しさや、茶陶と和菓子の調和も味わえる貴重な機会です。特に、練り切り作りを行った後には高取焼の豆皿に盛り付ける体験ができます。

高取由布子のインタビュー



高取由布子さんは1989年に福岡県生まれで、大学ではインダストリアルデザインを専攻しました。彼女が陶芸の道に進むきっかけは、実家の器が友人を喜ばせることを経験し、伝統に深く根ざした美意識に強く惹かれたからです。

「一生の仕事に向き合おうとしたとき、どうしても心に残り離れないものがありました。作家として創り出される器は、単なる道具ではなく、心を満たしてくれるもの」と語ります。実際に彼女が作る器には、その思いが反映されており、一つ一つが特別な存在感を放っています。

まとめ



高取由布子さんの個展『東京残香』は、ただ作品を展示するだけではなく、来場者に歴史と文化を感じてもらうための特別な機会です。モダンな暮らしの中に、400年の歴史が息づく高取焼の魅力を感じに、ぜひ足を運んでみてください。

開催詳細


  • - 会期: 2026年9月12日(土)~ 9月23日(水・祝)
  • - 場所: IEGNIM(東京都渋谷区西原3-11-5 1F)

細部の美しさとともに、未だ見ぬ魅力に触れられる特別な時間をお見逃しなく。


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会社情報

会社名
株式会社ロースター
住所
東京都新宿区戸山1-11-10Rビル
電話番号
03-5738-7390

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