アパートメントホテル「Section L」の新たな試み
長期滞在型ホテルの運営を手がける株式会社セクションL(以下、Section L)は、2026年2月に開業予定の「Section L Akihabara」において、地域のクリエイターを対象にアート制作の募集を開始します。このプロジェクトは、2025年10月10日から始まります。クリエイターたちは、地域ならではの文化や魅力を表現したプリントアートを制作し、ホテルの空間を彩ります。
プロジェクトの背景
Section Lのチームは、アートが単なる装飾に留まらず、ゲストに深い印象を与えるものであると信じています。アート作品には、そこに込められたストーリーやメッセージがあるため、ゲストにとって記憶に残る体験を提供できるのです。地域の魅力をアートで可視化し、滞在するゲストに特別な体験を届けることを目指しています。
既存の取り組み
これまでもSection Lは、さまざまなクリエイターと共同でオリジナルアートを制作し、既存ホテルに導入してきました。そのアートは、物理空間とデジタル空間両方でゲストの滞在に深みを与え、Section Lの特色となっています。また、宿泊者向けの「One-Day Map」をトラベルメディア「PAPERSKY」と共同で制作し、知られざるローカルスポットを紹介するなど、クリエイティブな取り組みを行っています。
作品制作の詳細
今回の公募は、テーマに沿ったアート制作を求めています。応募者は、ポートフォリオにてこれまでの作品をアピールすることが求められます。このプロジェクトを通じて、地元の文化や魅力を盛り込んだ作品を通して、滞在するゲストには「Section Lならではの体験」を感じてもらうことを目指します。
募集概要
- - 公募期間: 2025年10月10日〜10月30日
- - 応募方法: 以下の内容をメールでお送りください。
- 送付先:
[email protected]
- 件名: 「Section L Akihabara」
- 添付書類: ポートフォリオ
まだ多くの地域のクリエイターとの連携を模索しているSection L。今後もアートを通じて、地域の魅力を発信し続ける意欲を見せています。アートに触れる機会を通して、滞在するゲストが新たな体験を得ることができるプラットフォームを提供することで、企業としての成長を図っていくでしょう。
Section Lについて
2020年に設立された株式会社セクションLは、長期滞在に特化したアパートメントホテルを運営しています。これまでに都内に11棟を展開し、累計宿泊客は20万人を超え、96カ国の国籍の方々に利用されています。特に顧客満足度や経営の業績指標において高水準を誇る同社は、新文化の創造と普及に向け、今後もさまざまな施策を展開していくことでしょう。
まとめ
Section Lの新プロジェクトは、地域に根ざした独自の価値を創造する試みとして注目を集めています。アートを通じて地域の文化を深く理解し、新しい体験を提供する時間が、これからのホテル文化において重要な要素となることは間違いありません。参加を希望するクリエイターは、ぜひチャンスを逃さずに応募してみてください。