ロシア渡航の危険性:最新情報と安全対策を徹底解説!
ロシアへの渡航を検討されている方は、最新の安全情報を入手し、十分な注意が必要です。外務省は、ウクライナとの国境周辺地域に対してはレベル4の退避勧告、その他の地域(首都モスクワ市を含む)に対してはレベル3の渡航中止勧告を発出しています。
ロシア渡航に関する危険レベル
- - レベル4:退避してください。渡航は止めてください。
- ウクライナとの国境周辺地域
- 砲撃による被害が発生しており、危険な状況が続いています。渡航はどのような目的であっても止めてください。すでに滞在されている方は直ちに退避してください。
- ウクライナとの国境周辺地域を除く全域
- ロシアはウクライナへの侵略を開始して以来、国際的な制裁を受けています。航空便の制限、国際クレジットカードの決済停止、銀行間の国際送金制限など、渡航・滞在に支障をきたす可能性があります。
ロシア渡航における安全対策
1.
最新情報を入手する
- 外務省海外安全ホームページ、報道機関などを利用して、最新の情報を常に確認しましょう。
2.
危険地域への立ち入りは避ける
- 外務省がレベル4、レベル3と指定している地域には絶対に行かないようにしましょう。
3.
安全対策を講じる
- 貴重品は持ち歩かない、夜間の外出は避ける、不審な人に近づかないなど、基本的な安全対策を心がけましょう。
4.
緊急連絡先を確認する
- 在ロシア連邦日本国大使館やロシア国内にある各日本国総領事館の連絡先を事前に確認しておきましょう。
5.
渡航登録を行う
- 外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録することで、緊急時に必要な情報を受け取ることができます。
ロシア国内の情勢
- 砲撃による被害が発生しており、危険な状況が続いています。特にブリャンスク州、クルスク州、ベルゴロド州、ヴォロネジ州、ロストフ州では、国境周辺以外の地域にも無人機の飛来が頻繁に見られています。これらの州への渡航は止めてください。
- 2022年8月にはモスクワ州においてロシアの著名政治思想家の娘が、2023年4月にはサンクトペテルブルク市において軍事ブロガーがそれぞれ爆死した事件が発生しました。2024年3月にはモスクワ中心部から約北西20kmのコンサート会場「クロッカス・シティ-・ホール」において銃撃テロ事件があり、多数の死傷者が出ました。
- ウクライナ侵略の長期化による一般治安の悪化は現時点ではみられませんが、今後変化する可能性があります。政治集会やデモには近づかないようにしましょう。
まとめ
ロシアへの渡航は、安全上のリスクが高い状況です。最新の情報を常に確認し、十分な安全対策を講じた上で、慎重に判断してください。