12月のスタートアップ資金調達
2025-01-22 10:47:12

日本のユニコーン企業が資金調達額を更新した12月のスタートアップ動向

2024年12月、日本のスタートアップ界で特筆すべき資金調達が行われました。国内最大級のスタートアップメディア「Uniqorns(ユニコーンズ)」が発表した資金調達額ランキングによると、AIバリューチェーンを手がけるユニコーン企業、Preferred Networks(プリファードネットワークス)が、190億円という巨額な資金を調達したことが明らかになりました。

この同社は、生成AIの基盤モデルを構築し、スーパーコンピュータや半導体といったハードウェアとの融合も進めています。これにより、ソフトウェアとハードウェアからなる高機能なソリューションを提供し、多様な産業分野で事業を展開しています。投資家にはSBIグループや三菱商事、半導体企業のワコムなどが名を連ね、これからの成長が期待されています。

続く第2位には、宿泊施設の新感覚「NOT A HOTEL」を提供する同名の企業が登場。105億円を調達し、観光産業に新しい風を吹き込もうとしています。この企業は、居住空間と宿泊の融合を図り、ユニークな宿泊体験を提供しています。こちらも多くの銀行が資金提供を行っており、今後の展開に注目が集まります。

第3位は、EV充電インフラの展開を行うTerra Chargeが100億円を調達。VoIPなどの革新を進める同社は、充電器の設置から運用保守までを手がけ、電気自動車の普及を促進しています。これもまた、非常に時代に即した事業展開で、高い評価を受けています。

さらに、リージョナルフィッシュ株式会社がオープンイノベーションを通じて水産養殖の未来を目指し、40.7億円の調達を実現しました。SDGsを意識した事業運営が求められる中、地域の産業創出と環境保護を両立させる挑戦が続いています。

これらの企業に見られるように、スタートアップの資金調達活動は活発化しており、今後の成長が期待されます。Uniqornsでは、6位以下の企業も含むTOP20のランキングが公開されており、各社の詳細な情報を確認することができます。

このように2024年の12月は、日本のスタートアップ界にとって転機となる重要な月となりました。特にAI技術や環境問題に取り組む企業の姿勢が明らかとなり、今後の動向にさらなる関心が寄せられることでしょう。

引き続き、国内スタートアップの動向を追い、資金調達の成功事例を紹介していきたいと思います。スタートアップの成長を促進し日本のビジネス界を活性化するため、重要な情報を発信してまいります。


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株式会社EmolutionCreative
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