黒豆奉納式の魅力
2024-12-12 15:24:54

新春を祝う「黒豆奉納式」、伝統と健康を継承するイベント

新春を祝う「黒豆奉納式」、伝統と健康を継承するイベント



2024年12月12日、東京都上野東照宮の金色殿にて、「黒豆奉納式」が行われました。このイベントは、黒豆の文化や栄養価を再認識し、日本の食文化を継承していくための取り組みの一環として開催されています。主催はフジッコ株式会社が中心となった「黒豆奉納実行委員会」。

伝統の復活



この「黒豆奉納式」は、江戸時代に篠山藩から徳川幕府に献上された丹波黒の歴史に基づいており、上野東照宮に祀られている歴代の将軍に黒豆が奉納されるという形で行われています。俳優の松平健氏や、徳川宗家第19代当主の德川家広氏が参加し、黒豆の収穫報告と無病息災を祈願しました。

健康と文化の融合



フジッコは、5つの健康を掲げ、その中で『健康社会』と『健康提供』を重要視しています。日本の伝統的な食文化、特に“和食”が世界遺産に登録されて10周年を迎える2023年に、もっと多くの人に「黒豆」の魅力を伝えたいという思いから、このイベントを実施しました。また、昨年度に引き続き、江戸時代の献上文化を現代に復活させたことにも意義があります。

参加者の声



奉納式では、実際に兵庫県産の丹波黒大豆が神事に則り奉納されました。その後、都立上野高等学校の生徒たちが詠んだ新年の俳句の中から松平健氏が選ぶという企画も行われました。選ばれた俳句『黒豆の甘さなつかし祖母の顔』は、新年にぴったりの内容で、会場に温かい雰囲気をもたらしました。

黒豆のふるまいイベント



奉納式後のイベントでは、上野東照宮を訪れた参拝者に「黒豆のふるまい」が実施されました。松平健氏も参加し、ゲーム形式で黒豆をつかむ体験を共有しながら、直接参拝者に黒豆をお渡ししました。「まさか松平さんから直接ふるまっていただけるとは思わなかった」という歓喜の声も響きました。

配布された「丹波黒黒豆」に関するオリジナル小冊子や、特製の黒豆御守りは多くの人々に喜ばれ、新たな文化の理解を促進する一助となりました。

限定メニューの提供



また、上野精養軒ではこのイベントに合わせて期間限定で「丹波黒黒豆・抹茶ベイクドチーズケーキ」が提供されています。これは、丹波黒黒豆をふんだんに使用したスイーツで、訪れた方々に新しい味の体験を提供します。

今後の展望



「黒豆奉納式」は、食文化だけでなく、日本文化全体の発展にも寄与しています。来年以降も黒豆の魅力を発信し続け、伝統文化を次の世代へと繋いでいくことを目指しています。このようなイベントを通じて、多くの人々が日本の豊かな食文化を再認識し、日常生活に取り入れていくことを願っています。


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会社情報

会社名
フジッコ株式会社
住所
神戸市中央区港島中町6-13-4
電話番号
078-303-5911

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