兼松エレクトロニクスが出展する「ものづくりワールド福岡」
兼松エレクトロニクス株式会社、通称KELは、2025年12月3日から5日までの三日間、福岡市で開催される「第3回 ものづくりワールド福岡」に出展することを発表しました。本イベントは、製造業の様々な分野に焦点を当てた大規模な展示会であり、KELは製造業におけるサイバーセキュリティの重要性を訴えつつ、実機を交えた製品やサービスを紹介します。特に、製造現場のセキュリティに関わるテーマが今、非常に関心を持たれています。
出展詳細
KELは「製造業サイバーセキュリティ展」にブース番号12-35を構え、そこで具体的なソリューションを展示します。展示内容では、デジタルエンジニアリングやバーチャルツイン技術なども取り上げ、製造現場のDX推進に向けた課題を解決するためのヒントを提供します。この展示会は、最新の攻撃方法やセキュリティリスクを理解し、どのように企業が対策を講じることができるのかをレクチャーする貴重な機会となります。
現状のセキュリティリスクへの理解
近年、製造業においてはサイバー攻撃が急増しており、そのターゲットとして工場などの現場が選ばれるケースも増えています。これにより、DXの進展が加速する中で、経済産業省が策定した工場セキュリティガイドラインや国際標準規格「IEC 62443」に基づく対策が求められています。KELは、このニーズに応える形で、工場のセキュリティ対策の始め方を具体的に示すことを目指し、製造業にとって安全性がいかに重要であるかを伝えることに力を入れています。
具体的展示内容
KELのブースでは、以下のような展示やプレゼンテーションが予定されています:
1.
工場セキュリティのスタート地点:セキュリティ対策の始め方に関する具体的なアプローチ。
2.
バーチャルツインの活用:リアルと仮想を結ぶ技術を通じて、製品開発の効率化を促進。
3.
OTサイバーセキュリティ:TXOne Networks社製品を使用し、特化したセキュリティ対策を紹介。
4.
最先端のストレージ技術:NetApp社製品による安全なデータ管理を提案。
5.
クラウド在庫管理ソフト「KG ZAICO」:業務の効率化を実現するシステム。
ものづくりワールドとは
「ものづくりワールド」は、日本各地で年4回開催される製造関連の総合展示会であり、国内外のバイヤーや専門家が集まる場でもあります。それぞれのセクターから集まった企業が、IT、DX製品、設備、装置などを紹介し、活発な商談が行われることが魅力です。この場で製造業サイバーセキュリティ展が位置づけられる背景には、デジタル化の加速やテレワークの普及によるサイバーリスクの増加が影響しています。
KELについて
兼松エレクトロニクスは、東京都中央区に本社を置く企業で、ITを基盤とする幅広いサービスを展開しています。情報システムの設計・構築から運用サービスに至るまで、企業のニーズに応えるソリューションを提供し続けています。また、KELの資本金は90億3130万円で、売上高は連結で1015億円を超え、絶えず成長を続けています。ブース出展を通じて、KELは製造業の未来に向けた具体的な道筋を示すことが期待されています。
この展示会での最新情報や登録事項については、公式ウェブサイトを通じてご確認いただけます。参加は無料ですが、事前登録が必要ですので、関心のある方はお早めにご利用ください。