オーガストレイモンドが日本市場に登場
日本の時計愛好家たちに朗報だ。伝統的な時計ブランドである「オーガストレイモンド」が、ついに日本にお目見えする。1898年に創業し、今年で127年の豊かな歴史を誇る同社は、特にユニタスムーブメントの開発で知られ、時計業界において重要な存在となっている。このたび、5月に行われる合同展示会「Time United 2025」にて、その新作が披露される予定だ。
日本初披露の注目モデル
展示会には、オーガストレイモンドが誇る新作時計16本が一堂に集まる。その中でも特に注目なのが「UNITY DAY & NIGHT」「オリジンスケルトン」「Origin Lunar」の三つのモデルだ。これらはそれぞれ異なる魅力を持っており、時計ファンの心を掴むための工夫が施されている。
UNITY DAY & NIGHT
このモデルは、自動巻き機械式ムーブメントAR 285を搭載しており、その魅力はデイ&ナイト表示とムーンフェイズという二つの複雑機構にある。直径43mmのステンレススチール製ケースは、ブラッシュド仕上げとポリッシュ仕上げを交互に施したハーモニーが美しい。ケースは、スクリュー式で固定されたラグを形成する二つの独立したエレメントにより構成されており、サファイアガラス製のシースルーバックで裏面も楽しめる設計だ。防水機能も100mを確保しており、実用性にも優れている。
オリジンスケルトン
次に紹介したいのは、「オリジンスケルトン」。美しいスケルトン仕上げにより、ユニタスムーブメントの精緻な動きを堪能できるデザインだ。ダイヤルの魅力はもちろん、ケースも7つのブロックパーツで組み上げられており、スケルトンラグがスリリングな印象を与える。これにより、時計そのものを身に着けるアートとしての側面も感じられる。
Origin Lunar
最後に「Origin Lunar」を挙げる。このモデルは、手巻きの機械式ムーブメントUNITASを搭載し、ムーンテクスチャーを施したダイヤルが幻想的な雰囲気を醸し出している。さらに、カーボン融合ベゼルとスーパールミノバを使った夜光装飾が、まるで月の光を思わせる美しさを演出。こちらも防水機能は100m、直径44mmのケースが適度に存在感を放つ。
人気の理由とその背景
オーガストレイモンドが人気を博する理由の一つには、その長い歴史と技術力が挙げられる。特にユニタスムーブメントは、時計愛好家やコレクターたちにとって特別な存在であり、機械式時計の魅力を引き出す役割を果たしている。
展示会当日は、これらの新作を直接手にとって見るチャンスだ。日本での展開が期待されるオーガストレイモンド。彼らの時計が日本市場にどのような影響を与えるのか、注目せずにはいられない。
問い合わせ先:センチュリータイムジェムズジャパン㈱オーガストレイモンド事業部
電話:03-3524-1813
ウェブサイト:
オーガストレイモンド公式サイト