九州の自然資源を感じる「ななつ星 in 九州」の新体験
九州旅客鉄道株式会社が運行するクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」では、2026年9月5日から新たに「わいたコース」が始まります。この旅の中で特に注目すべきは、木由来の糸「木糸(もくいと)」を使った染色体験です。これは、旅を通じて九州の自然と文化を身近に感じることができる貴重な機会です。
木糸を使った染色体験の内容
「わいたコース」では、熊本県・わいた温泉郷を巡りながら、車内にて木糸を使った染物体験を実施します。木糸とは、木材を原料の一部とする糸で、日常生活の中で地域の自然資源を活用する新しい素材の形を提案しています。この染色体験では、その木糸に草木染めの技法を用いて色を重ねることにより、自然資源が新たな形へと変化する過程を体験できます。
草木染めの技術
今回の染色体験で使用するのは、桜の木から抽出した天然染料です。草木染めは、その土地に自生する植物から得られた色を利用するため、地域によって異なる風合いと美しさを持っています。加えて、従来の染色工程に比べて迅速で、常温で数分の染色が可能なため、移動中の列車内でも手軽に参加できる点が魅力です。
自然環境を大切にする姿勢
HIRAXISでは、自社が開発した技術を駆使して、地域資源を無駄にすることなく、土地や植物の物語を織り交ぜた体験をお届けします。木から糸に、そして草木から色が生まれる過程を一体で享受し、参加者が自ら手を動かすことで、旅の思い出として持ち帰ることができるのです。
地熱を利用した新たな蔵出し
さらに、HIRAXISはわいた温泉郷の地熱を用いた染料製造の研究にも取り組んでいます。この地域の独特な熱エネルギーを活かした染料の製造は、地域資源の有効利用の新たな可能性を探る取り組みです。
経験から得られる付加価値
HIRAXISは、地域資源を糸や染料、和紙といった素材に変えるだけでなく、それを商品として活かすための企画や試作、体験設計に至るまでを一貫して行っています。この「ななつ星 in 九州」での体験をきっかけとし、全国各地の自然と文化を反映した特別な体験を提供していく方針です。
ルートと体験の詳細
「ななつ星 in 九州」は、 2026年9月5日から2027年2月に運行される予定です。この「わいたコース」は、九州の大自然を背景に、人々とのふれあいを楽しむ旅に構成されています。旅の途中での染色体験は、木糸を用いて行われ、参加者は自分の作品を手にすることができるため、思い出の品としても最適です。
まとめ
この「ななつ星 in 九州」の「わいたコース」は、九州の美しい自然を体験できると同時に、その背景にある文化や物語を感じることができる特別な旅のプログラムです。木糸を用いた染色体験に参加することで、自然とのふれあいと過去から現在に受け継がれる技術を学ぶことができるでしょう。