「花の写真グループ展」が10周年を迎える
この夏、代官山ヒルサイドテラスで開催される「花の写真グループ展」は、写真家・小川義文が監修したアマチュア写真家育成プログラムの集大成です。この特別な展覧会は、2024年8月28日(水)から9月1日(日)までの5日間、代官山のメイン会場「ヒルサイドフォーラム」で行われます。入場は無料なので、気軽に足を運んでいただけます。
アマチュアに寄り添う小川義文の想い
小川義文氏は、自動車写真の第一人者として知られるだけでなく、10年前から「アマチュア写真家育成プログラム」を開始し、特に花の写真分野において次世代のクリエイターたちを育ててきました。彼の指導の下、多くのアマチュアたちが「ハイアマチュア」としての領域へと成長してきたのです。
2014年に出版された花の写真集「MOMENT OF TRUTH」を皮切りに、彼はコンセプトとして「5分で生けて、コンデジで撮る」というアプローチを提唱しました。これにより、アマチュアたちは短時間で花を生け、その美しさを写真に収めることを楽しむようになりました。小川氏のメソッド「半逆光」を取り入れたレクチャーは、多くの参加者にイノベーションをもたらしています。
記念すべきテーマ「美花選」
2024年のグループ展のテーマは「美花選」です。フランスの宮廷画家、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテが描いた花々の美しさを再現し、印象深い作品を集めることを目指しています。今回の展覧会には、出展者32名がそれぞれ選んだ「美花」を写し撮り、多様な作品が展示されます。
参加者たちがどのように花の美を捉えたのか、ぜひその作品を見て、あなたの目で確かめてください。それぞれの作品には、彼らの感性や技術が込められており、花の魅力を新たに感じることでしょう。
特別対談:美しさの共有
今回の展覧会に合わせて行われる特別対談では、小川義文氏がインダストリアルデザイナーの朝倉重徳氏と対談します。代官山という街の魅力やヒルサイドテラスに対する熱い想い、さらには写真とデザインに共通する「美しさ」について語り合います。この対談も、展覧会の魅力を深める要素の一つです。
小川義文のプロフィール
小川義文氏は東京出身の著名な写真家であり、独自のスタイルで花の写真FBグループ展を主宰しています。彼はまた、自動車写真の第一人者としても知られており、多くの雑誌やコマーシャルで活躍しています。著書には「写真家の引き出し」や「小川義文 自動車」などがあり、日本自動車ジャーナリスト協会にも所属しています。
最後に
「花の写真グループ展」は次世代のクリエイターたちの努力の結晶であり、彼らの才能を感じることができる貴重な機会です。この機会をお見逃しなく。詳細については、公式サイトをチェックしてみてください。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。