Eco-Porkがシンポジウム登壇
2025-12-05 12:09:24

Eco-Porkが日ASEANシンポジウムで養豚DXを発表し持続可能な未来へ貢献

Eco-Porkが日ASEANシンポジウムにて登壇



2025年11月25日と26日の二日間、東京・品川で開催された「日ASEANシンポジウム」に株式会社Eco-Porkが出席し、同社の先進的な養豚デジタル化技術やGHG削減の取り組みを紹介しました。このシンポジウムは、持続可能な農業発展をテーマに、参加者の活発なディスカッションを促しました。

Eco-Porkの取り組み


参加した社会環境プロジェクトのリーダーである沼澤氏は、AIカメラ「PigDataStation(PDS)」や、クラウドベースの養豚経営支援システム「Porker」を活用したデジタル化の概念について詳しく説明しました。また、糞尿由来GHG排出削減に関する取り組みや、その実績についても言及しました。

具体的には、アミノ酸バランス飼料を使用した飼養管理が、年間約70.8億円の売上増や、1万2000トンもの豚肉供給増につながる予測結果について発表し、さらにカーボンクレジットスキームを利用することによってGHG排出量を10〜30%削減できると述べました。これらの技術とモデルがASEAN諸国でどのように展開可能かを示し、参加者の関心を引きました。

質疑応答とディスカッション


シンポジウムでは、多くの質問が沼澤氏に寄せられ、特に「アジアでの展開における障壁とは?」、「コストと売上のバランスはどうか?」、「GHG削減量の算出信頼性」など、現地実装についての具体的な議論が交わされました。参加者は、Eco-Porkの示したモデルや技術を実現可能かどうかを探る中で、深い理解を共有しました。

日ASEANシンポジウムの意義


このシンポジウムは、農林水産省やERIA(経済研究所)、ASEAN事務局が共同で開催したものであり、持続可能な農業に関する技術や政策について議論を行う場として重要です。テーマは「脱炭素化」と「デジタル化」であり、環境負荷低減や生産性向上を目指す技術が積極的に紹介されました。

代表コメント


Eco-Porkの代表取締役である神林隆氏は、「私たちの経験を経て、ASEAN地域においても日本の養豚デジタル技術が貢献できることを実感しました。豚肉は地域の重要なタンパク源であり、生産性向上と環境負荷低減の両立が求められる今、我々は引き続き様々なパートナーと協力し、持続可能な養豚モデルを広めて行く所存です。」とコメントしています。

Eco-Porkの未来の展望


株式会社Eco-Porkは、世界市場40兆円の養豚においてデータによる持続可能化を目指し、養豚経営支援システム「Porker」とその関連IoT機器を開発・販売する企業として知られています。今後も多様なプロジェクトに選定されることが期待され、国際展開を視野に入れた取り組みが進められています。さまざまな課題に挑戦しながら、持続可能な未来の食肉文化を創造する使命を果たし続けることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Eco-Pork
住所
東京都千代田区神田錦町3-21-7
電話番号

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