今年も夏休みがやってきました!この季節、子どもたちが楽しみにしているのが、自由研究や夏の工作のチャンスです。そんな中、東京電機大学と足立区教育委員会がタッグを組んで実施する「科学・ものづくり体験教室」が、8月1日から31日までの期間にわたり、動画配信と対面でのイベントを開催します。
通常、この体験教室は毎年大人気で、2013年から続いている伝統的なイベントです。2020年からは、コース選択ができる動画教材を利用したオンデマンド形式での実施が始まり、多くの子どもたちに利用されてきました。今年もオンラインでの取り組みが進んでおり、自宅で学びながら楽しめる新しいスタイルで子どもたちの科学への興味を引き出します。
体験コース概要
今年は、5つのユニークなコースが用意されています。それぞれのコースでは子どもたちが直接体験しながら学ぶことができます。
- - 科学A コース「のぞいてびっくり!カメラレンズの原型をつくろう!」
こちらのコースでは、実際にカメラの原型となるものを作り、光とレンズの関係を探求します。体験教室は対面形式と動画配信形式が選べ、定員は30名(動画)、20名(対面)です。
- - 科学B コース「紫キャベツで実験!科学のナゾに迫ろう!」
紫キャベツを使った実験で、洗剤の色が変わる不思議を体験することができます。定員は30名で、全編オンラインで学ぶことができます。
- - ものづくりC コース「紙コップでヘッドホンを作ってみよう!」
音の仕組みを学びながら、自作のヘッドホンを作る楽しさを体験します。定員は30名。
- - ものづくりD コース「入浴剤で走る船を作ろう!」
入浴剤を燃料に、水面を走る船の制作に挑戦できます。定員は50名。
- - ものづくりE コース「身近にあるものでロボットを作ってみよう!」
お家にある材料を使って、オリジナルのロボットを制作します。このコースも30名の定員があります。
参加方法と特典
参加者には、各コースに必要な作成キットが自宅に送付されます。映像では、東京電機大学の教員や大学院生が分かりやすく解説を行い、疑問点にも柔軟に対応しますので、いつでも何度でも視聴可能です。自由研究のヒントとしても最適です。
また、対面形式では大学のキャンパスで、実際の教授による生の説明を受けながら、他の参加者と共に体験をすることができる貴重な機会です。このような貴重な体験を通じて、子どもたちが未来の科学者や技術者としての基盤を築く手助けになります。
参加申し込み
参加は無料ですが、申し込みは足立区公式ホームページから行う必要があります。申し込み締切は7月1日までで、定員を超えた場合は抽選となりますので、早めの申し込みを推奨します。
この夏、科学とものづくりの楽しさを存分に体験できる「科学・ものづくり体験教室」に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!