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モノづくりマーケット「monomy」を運営する株式会社FUN UPがこの度、総額1.2億円の資金調達を成功させ、元楽天副社長の島田亨氏を社外取締役に迎え入れました。この新たな動きは、同社のさらなる成長とサービス拡大を目指す重要な一歩となります。

monomyとは

「monomy」とは、アクセサリーのパーツをアプリで簡単に組み合わせてデザインし、そのまま投稿や販売ができるマーケットプラットフォームです。製品の製造や決済、配送はすべてmonomyが行い、利用者は売上の10%を獲得できます。これは、従来の在庫によるリスクを排除した新しいスタイルのモノづくりを可能にします。現在、特にアクセサリー市場でその可能性を広げており、他にも家具やバッグ、靴などのカテゴリーへと展開を図る予定です。

資金調達の目的

今回の資金調達について、FUN UPはアナログ製造文化からの中間マージンや在庫リスクを軽減することで、より効率的な製造フローの構築を目指しています。同社は日本の職人と質の高い素材を使用し、消費者の「欲しい」を実現することで、日本の製造業価値を再創生したいと考えています。これは、国内外から日本のモノづくりを簡単にカスタムオーダーできるプラットフォームへと進化することを狙っています。

今後の展望

全国の製造業者や職人との連携を強化し、商品提供やデザインコンテストのタイアップなど、多岐にわたる横展開を予定しています。また、インフルエンサーとのコラボレーションや海外展開を視野に入れ、より多くの消費者にアプローチしていく方針です。これにより、新たなサービス運営の拡大を図り、人材確保やブランドとのタイアップのコンテンツも強化していくことが期待されます。

島田亨氏の就任

島田氏の経歴は非常に多彩で、株式会社リクルートに入社した後、インテリジェンスを設立し、楽天野球団では取締役副社長として経営に参加しました。豊富な経営経験を持つ島田氏は、monomyのビジョン実現に向けて貴重な知見を提供してくれることでしょう。

FUN UPの概要

株式会社FUN UPは、2011年に設立された東京都渋谷区に本社を置く企業です。スマートフォンアプリ「monomy」の開発・運営を中心に、プロモーション事業やアクセサリーの製造・販売も行っています。この新たな資金調達と島田氏の受け入れにより、企業はさらなる成長を続けることが期待されます。

今後のmonomyの展開に注目です。

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