2023年度版レジャー施設入場者数データ発表!コロナ禍からの回復状況は?
綜合ユニコム株式会社が発行する『月刊レジャー産業資料』11月号にて、全国の主要レジャー・集客施設の2023年度の運営実績と集客動向に関する独自調査結果が公表されました。
本調査では、年間入場者数上位100施設(入場有料施設に限る)を抽出し、集計・分析した結果が掲載されています。
コロナ禍からの回復、インバウンド需要の増加が鍵
2023年度のレジャー施設は、コロナ禍からの回復傾向が続いていますが、全体としては2019年度の水準にはまだ届いていません。
しかし、インバウンド需要の回復によって、外国人入場者比率の高い施設は好調です。
特に、テーマパークや水族館、動物園など、屋外型の施設では、2019年度の集客を上回る施設も出てきています。
各エリアの注目ポイント
北海道・東北エリア
旭川市旭山動物園は3年ぶりに100万人突破を果たし、五稜郭タワーも前年度比131.5%と高い伸びを示しています。
関東エリア
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーは、40周年イベント効果や外国人客増加により、前年度比24.5%増と大幅な増加となりました。
東京エリア
チームラボプラネッツTOKYO DMMは、入場者数の75%が外国人という驚異的な数字を記録しました。
北越・東海エリア
金沢21世紀美術館は、地震の影響を受けながらも前年度比11.9%増と健闘しています。
近畿・中四国エリア
梅田スカイビル・空中庭園展望台は、前年度比2.5倍以上と大躍進を遂げています。
九州・沖縄エリア
沖縄美ら海水族館は、前年度比136.6%と大幅な増加となりました。
今後の展望
今後のレジャー施設は、インバウンド需要の回復に加え、国内旅行需要の増加も期待されています。
また、新しいエンターテイメント体験を提供する施設や、地域の魅力を発信する施設などが注目を集めていくと考えられます。
『月刊レジャー産業資料』11月号では、エリア別の詳細なデータや分析に加え、今後のレジャーシーンの展望について考察されています。
レジャー業界に関わる方や、今後の観光動向に関心のある方は、ぜひ本誌をご一読ください。
【参考】
『月刊レジャー産業資料』11月号(No.698)
発刊日:2024年11月1日
定価:8,800円(本体8,000円)
綜合ユニコム株式会社
* 電話番号:03-3563-0039