SBIホールディングスとカルチュア・エンタテインメントグループの資本業務提携について
2023年、SBIホールディングス株式会社(以下、SBIホールディングス)とカルチュア・エンタテインメントグループ株式会社(以下、CEグループ)は、新たな資本業務提携に向けた基本合意を締結しました。この提携は、映画やドラマ、書籍出版を中心としたエンターテインメント領域におけるコンテンツ制作力を強化し、知的財産(IP)の価値創出を図ることを狙いとしています。
提携の背景と狙い
SBIグループは、幅広い金融サービスを展開し、国内外の顧客基盤を持ち合わせています。その中で、SBIはグループ内にメディア・エンタテインメント関連事業を統括するいくつかの企業を持ち、様々なプレーヤーと連携しながら、国内外で質の高いコンテンツを探求する体制を整えています。
一方、CEグループは20社以上からなる企業群を形成し、映像、音楽、出版など、幅広いエンタメコンテンツを手がけています。昨年は、第94回アカデミー賞®で国際長編映画賞を受賞するなど、実績も豊富です。両社の強みを組み合わせることで、シナジーを生み出し、コンテンツ制作を強化するとともに、両社の企業価値を向上させる意図があります。
業務提携の具体的な内容
提携の一環として、両社は「SBI×CEG CREATORS’ PROGRAM」を共同で展開することを発表しました。このプログラムは、CEグループが2015年から続けている「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」を再構築するもので、新しい映画やドラマ、アニメ作品を国際的に生み出すことを目的としています。
さらに、SBIが保有する多数のタレントやキャラクターのIPをCEグループのメディアコンテンツとリンクさせることで、多様なメディアミックス展開を図ります。これにより、IPの価値を最大化し、迅速に市場に提供する計画です。
また、CEグループが制作する映像作品や音楽に対して、SBIはセキュリティ・トークン(ST)を活用した資金調達を支援し、ファンが直接IPの成長をサポートできる新たなモデルを構築します。将来的には、DAOを通じたファンコミュニティの形成やコンテンツ制作機能の創出も視野に入れています。
地方発信のローカルIP活性化も重要なポイントです。SBIのネットワークを利用し、地域創生に寄与する新たなマネタイズポイントを模索します。このように、両社の資源を活用し、地域振興に結びつけたビジネスを実現することを期待しています。
企業紹介
the
SBIホールディングスは、金融データと顧客基盤を有し、企業グループの運営を統括する会社です。設立は1999年、現在、港区六本木に本社を構えています。CEグループは2014年設立の新興企業で、映像や音楽の制作を手がけ、品川区に本社があります。両社の連携によって、今後のエンタメ業界における新たな潮流が期待されます。
このように、両社の協力によって生まれる新たなコンテンツやビジネスモデルは、今後のエンターテインメント市場において注目されることでしょう。双方の強みを活かした相乗効果によって、業界全体にプラスの影響をもたらすことを願っています。