お笑い芸人・くっきー!が贈る回顧録『愛玩哲学』
2025年3月26日に発売予定の書き下ろし回顧録『愛玩哲学』は、人気お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!さんが自らの人生とともに昭和・平成の流行を振り返る作品です。くっきー!さんは、古き良き時代のさまざまなカルチャーに精通しており、彼のユニークな視点から語られる思い出が詰まった一冊となっています。
この回顧録は、くっきー!さんが幼少期から現在に至るまでの「好きなもの」と「影響を受けたもの」を通して描かれています。特に2025年は「昭和100年」とあり、近年の昭和・平成レトロブームの影響で、その魅力が再確認される年でもあります。くっきー!さんは、情報が氾濫する現代においては、当時の強い「好き」に迫ることができる貴重な時代であったと述べています。
記憶に残るエピソード
本書では、くっきー!さんが子供の頃の思い出や、流行したアイテムについてのエピソードが多数紹介されています。例えば、初めて手にしたカセットテープには、妹の歌声が上書きされてしまったという微笑ましい思い出や、兄弟で持っていたホッピングを使った家出など、楽しさと共に懐かしさを感じるエピソードが展開されます。
さらに、「フラワーロック」と呼ばれる音に反応して身体をうねらすグラサンをかけた花の話や、当時流行していたツータックの霜降りデニム、ハイカラ女学生の象徴として愛されたルーズソックスなど、様々なトレンドがくっきー!さん独自の視点で再現されます。
アートと偉業の融合
くっきー!さんの作品は、単に笑いを提供するだけでなく、アートやファッションにも深い造詣を持っています。そのため、彼の回顧録にも美麗な描き下ろしイラストや貴重な写真が掲載される予定です。これにより、読者は視覚的にも楽しむことができ、くっきー!さんが愛するカルチャーに触れる機会となることでしょう。
書籍情報と今後の展望
『愛玩哲学』の定価は1,870円(税込)で、予約はすでに開始されています。特に昭和と平成のカルチャーに興味がある方や、くっきー!さんのファンには必見の内容です。
この回顧録は、彼の芸人としての活動やアーティストとしての活動、さらには個人の趣味に至るまで、多岐にわたる魅力が濃縮されています。今後のくっきー!さんの更なる活躍にも注目です。
是非『愛玩哲学』を手に取り、くっきー!さんの1980年代や1990年代の思い出に触れてみてはいかがでしょうか。昭和レトロを感じると共に、楽しい笑いを再発見できるかもしれません。