山田由梨の初エッセイ
2025-11-10 11:27:28

新進脚本家・山田由梨の初エッセイが冬の心の葛藤を綴る

山田由梨の初エッセイ『ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち』



新進気鋭の脚本家として注目を集める山田由梨。このたび彼女が自身の冬季うつの体験を赤裸々に綴った初めてのエッセイ本『ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち』が、2025年11月10日に発売されることが決定しました。本書は、彼女が29歳のときにうつ病と診断されて以降、毎年冬になると繰り返される心の葛藤を描いた貴重な作品です。

背景と執筆の動機



山田由梨は、「作りたい女と食べたい女」シリーズや「17.3 about a sex」など、人気ドラマの脚本を手掛けてきましたが、作家としての活動だけでなく、自身の心の内面にも向き合う姿勢が彼女の魅力です。このエッセイでは、冬に調子が悪くなる彼女の経験を基に、休むことの大切さ、そして「元気な夏」と「元気になれない冬」の行き来する心の様子を、正直に語っています。

実際、病気を抱えることは常に孤独を伴い、周囲に理解されないことも多いです。しかし、山田はその中でも彼女自身の日常や、心の整理をする過程を記録することで、読者に共感と勇気を届けることができるでしょう。予約段階でAmazonのベストセラー第1位を獲得したことからも、多くの人々が彼女の物語に興味を持ち、共鳴していることが伺えます。

彼女が直面する現実



エッセイの中では、彼女が抱えるうつ病の具体的な体験が折々に描写されます。冬に自分の気持ちが沈んでいく様子や、何もせずただ横になっている無力感、そして少しずつ回復していく過程など、細やかに表現されています。また、「猫らむ」という愛猫との日常も登場し、癒しを提供する存在として描かれています。著者は、そんな愛すべき存在と触れ合う時間に救われる瞬間も綴っているのです。

作品の特長と推薦



本書には、著名な歌手、和田彩花氏からの推薦の言葉も寄せられています。彼女は「ぜんぜんダメだなと思ったとき、ここに戻ってきたい」とコメントし、山田の作品の力を称賛しています。また、「あとがき」の中で、山田自身が経験する「全然ダメなとき」の感情について、勇気を持って言葉にする作業の大切さと、その先にある心の解放を語っています。これは、同じような境遇にある人々に希望を与えるメッセージになることでしょう。

劇団「贅沢貧乏」との関連



著者はまた、独自の劇団「贅沢貧乏」を主宰しており、彼女の作家としての表現がどのように演劇に活かされているのかも興味深いところです。2025年11月には、彼女の劇団による再演ツアー「わかろうとはおもっているけど」が行われますが、こちらも男女の性差をテーマにした作品で、彼女の心の葛藤が舞台上にどのように表現されるかが注目されています。

結論



『ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち』は、冬季うつを抱える人々とその支援者たちに向けた心のメッセージを届ける作品です。自らの経験を通じて、休むことの大切さや自己受容の重要性を伝えることに挑戦しているこの本は、読者に新たな視点を提供することでしょう。心の葛藤と闘う多くの人々に、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。

書誌情報


  • - 書名: ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち
  • - 著者: 山田由梨
  • - 定価: 1,760円(本体1,700円+税)
  • - 発売日: 2025年11月10日(月)
  • - 判型: 四六変形判
  • - 頁数: 192頁
  • - ISBN: 978-4-04-116316-0
  • - 発行: 株式会社KADOKAWA

このエッセイが多くの人々の心に響き、勇気や希望を与えることを期待しています。


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