「チケット診断」が20万回を突破
株式会社recri(レクリ)が運営する「チケットのサブスクrecri」にて、芸術鑑賞の好みを診断する「チケット診断」の体験回数が累計20万回を超えました。この診断は、個々の芸術鑑賞傾向や作品の好みを理解するためのもので、その分析結果からは世代や性別による様々なニーズの違いが明らかになりました。
世代別の芸術鑑賞ニーズの違い
診断結果から浮かび上がったのは、若年層(20〜30代)と中高年層(40〜50代)の間での芸術鑑賞に対するアプローチの違いです。以下はそれぞれの世代の特徴です。
- - 20〜30代ヤング層: 「文化教養を高める手段」として芸術鑑賞を捉え、主に「名作」や考えさせられる結末を好む傾向があります。
- - 40〜50代ミドル層: 娯楽として楽しむ目的で、「ハッピーエンド」や話題作を求める傾向が強いです。
さらに、男女間にも見られる鑑賞のスタイルにも明確な差がありました。
- - 女性: 直感を重視する傾向が見られ、感情に基づく作品選びが特徴です。
- - 男性: 論理的な分析を通じた選択が好まれ、思考型の鑑賞スタイルの傾向があります。
新たな鑑賞スタイルの提示
さらに驚くべきは、全体の8割以上が「複数人」での鑑賞より「ひとり鑑賞」を選び、また「学び・発見」よりも「感動・興奮」を求める結果が出たことです。このことは、芸術鑑賞がもはや一人で没入するための体験として捉えられていることを示しています。自分自身と向き合うためのひとつの手段として、芸術鑑賞が機能しているのです。
チケット診断の魅力
recriの「チケット診断」は、ユーザーが自分に合った作品を知るための手軽で楽しい方法を提供します。この診断は2択の質問に答えることで、約3分で完了します。結果として、自分の価値観や好きな作品の傾向、推薦されるチケット例が分かります。このプロセスは、「自分に合った作品を探したい」というユーザーのニーズを受けて開発されました。
未来へ向けての取り組み
recriは、この積み上げられたデータを使って、各ユーザーに最適な鑑賞体験を提供していく意向を示しています。特に、以下の5つの特徴的な項目に基づいた分析を行っており、それを開発に活かしています。
1.
鑑賞目的: 多数が「感動・興奮」を求めている中、特に20〜30代男性は「学び・発見」にも関心があります。
2.
作品選び: 20〜30代は「名作」を重視する一方で、40〜50代は「話題作」を好む傾向があります。
3.
鑑賞スタイル: ほとんどの世代が「ひとりで観る」と答え、個々の体験が求められています。
4.
感情面の期待: 若者は「刺激」を求める声が強いですが、中高年女性は「癒し」を重視しています。
5.
結末のパターン: 若年層の男性は「考えさせられる結末」を求める一方で、中高年層は「ハッピーエンド」を好む傾向が見られます。
「チケットのサブスクrecri」について
「チケットのサブスクrecri」では、厳選されたおすすめ作品の中から毎月好みのチケットを選ぶことができます。演劇、ミュージカル、歌舞伎、コンサートなど、様々なジャンルの作品を自宅で体験できることが特徴です。自分では選ばない作品を楽しみ、新たな趣味を見つけたり、特別な人への贈り物にすることも可能です。
株式会社recriの理念
株式会社recriは「感性あふれる、刺激的な世の中を」を掲げています。認知度の低い新進アーティストと観客の出会いを促進し、エンターテインメントの新しい形を模索していきます。私たちは、多くの人々に感動を届けるために、新時代のエンターテインメントプラットフォームを目指し、進化を続けます。