夏の新習慣、お盆玉
2018-08-01 11:02:07
子供の3人に1人が夏にもらうお盆玉とは?金額や意識調査から見るその実態
概要
日本では、夏にお年玉として知られる「お盆玉」が話題になっています。この文化は、江戸時代の山形地方にさかのぼり、現在は小学生にお小遣いとして渡される習慣が広がっています。最近の調査によれば、子供の約3人に1人がこのお盆玉を受け取っているという結果が出ました。全国の小学生を持つ親を対象にした意識調査について詳しく見ていきましょう。
お盆玉の浸透状況
調査によると、子供の37%が毎年お盆玉をもらっています。特に、郵便局でのポチ袋販売が増えたことで、保護者にとってもお盆玉の存在が身近になってきているようです。多くの家庭において、郵送や帰省の際に金銭を渡すことが一般的になっています。
現金をもらう子供は約80%、物をもらう子供は20%という結果が出ており、お盆玉には現金だけでなく、おもちゃや本など多様な形で渡される傾向も見受けられます。平均支給額は9,345円で、お年玉の平均(21,960円)に比べるとかなり控えめです。
お盆玉の使い道
お盆玉の金額は比較的少額ですが、子供たちの使い道には興味深い傾向があります。親の56%は子供に貯金をしてほしいと思い、一方で65%の子供はゲームや玩具を購入したいと考えています。この意見の相違から、親子の間で金融の使い道に関するコミュニケーションが重要であることが伺えます。
金融教育の必要性
また、88%の親が子供に金融教育が必要だと感じながら、実際の教育を行っているのは22%に過ぎないのが現状です。その理由として「早すぎる」「何を教えたら良いか分からない」といった意見が多く挙げられています。このことは、教育の場でも金融教育の重要性が増していることを示しています。
まとめ
お盆玉が子供に金銭感覚を教える良い機会となることが期待されています。親は子供にお金の管理をさせながら、お金の価値を理解する手助けをする意義があります。親子でお盆玉をきっかけに、お金の使い方について話し合うことが、今後の子供たちの資産管理に大きな影響を及ぼすでしょう。
また、三井住友カードが展開する「ハロまね」という金融教育アプリは、子供と親が一緒に学び成長できるツールとして注目されています。このアプリを通じて、子供たちが夏休みを利用してお金の管理を学ぶことが、将来的な経済的自立への第一歩となるかもしれません。
会社情報
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三井住友カード株式会社
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