教師と教室の未来を考える講座のご案内
教育の現場で「心理的安全性」がいかに重要か、そしてそれをどのように実現できるのかを掘り下げるイベントが、2025年5月14日(水)に開催されます。この講座は、参加者が意見を交わし、未来の教室作りについて共に考える貴重な機会です。心理的安全性を高めるために必要な知識と実践を学ぶことで、生徒たちの学校生活がどのようにより良くなるのかを探ります。
心理的安全性とは
心理的安全性とは、チームや組織内のメンバーが自分の考えや意見を自由に表現できる環境を指します。怖れずに率直に話せること、つまり「自分の思いを伝えても批判されない」という安心感が、教育現場においても不可欠です。この概念が教室に適用されることで、教師と生徒の関係性がより良いものになり、生徒が安心して学べる環境が整います。
中学校てらすの理念
「生徒ファーストな学校作り」を目指す中学校てらすでは、学校を子供たちのホームグラウンドと考えています。教室はただの学びの場所ではなく、子どもたちが「楽しい」と感じられる場所であるべきです。そのために、教師はムードメーカーとしての役割を果たし、教室の雰囲気を良くする努力が求められます。しかし、時には「規律」や「課題」に気を取られすぎて、指導が増えてしまうというジレンマにも直面します。その中で、良い授業を実現するためには、温かい風土が重要です。
参加対象者
この講座は、さまざまな教育関係者が参加可能です。「生徒ファースト」の考え方に興味を持つ方はもちろん、心理的安全性を教育に盛り込みたい方や中学校の経営について考えたい方など、幅広い方にお越しいただきたいと思っています。教職に就いている方だけでなく、教育に興味がある全ての人が参加可能です。
講座のプログラム
このイベントは19時30分からスタートします。具体的内容としては、オープニング、講師の紹介、講演、グループワーク、質疑応答の時間が設けられます。参加者同士のつながりを大切にし、リラックスした雰囲気の中で学びを深めることが可能です。なお、参加者はカメラをオンにしての参加が推奨されており、より良いコミュニケーションを図れるよう配慮されています。
講師の紹介
講師には、東京学芸大学を卒業後、私立小学校で教鞭を執っている浜屋陽子先生を迎えます。彼女は心理的安全性を高める様々な手法を取り入れた講演や研修を行っており、教育の現場で非常に実践的な知識を提供してくれます。彼女の経験と知識が、参加者にとって大きなヒントとなるでしょう。
申込みと参加費
参加を希望される方は、事前に申し込みが必要です。参加費は、通常チケットと早割チケットが用意されており、定員は30名と限られていますので、早めの申し込みをお勧めします。
まとめ
教師と生徒が共に成長し、心地よい教室を作るために、今回の講座は貴重な機会となります。教育現場における新たな視点を持ち帰り、生徒たちの成長に繋げたいと切に願っています。参加される皆様の積極的な参加をお待ちしています。