UESHIMA MUSEUM
2024-05-10 17:00:01

渋谷に誕生する現代アートの新たな拠点、UESHIMA MUSEUMの魅力とは

渋谷にオープンするUESHIMA MUSEUM



2024年6月1日、東京・渋谷に新たな現代アートの拠点、UESHIMA MUSEUMが一般公開されます。この美術館では、「同時代性」をテーマに、650点以上の現代アート作品が展示され、訪れる人々に新鮮な視点と感動を提供します。

UESHIMA MUSEUMの特徴


UESHIMA MUSEUMは、東京都渋谷区の渋谷教育学園 植島タワーに位置しています。この美術館は、ツイッターやインスタグラムでアートの魅力を発信することが期待されており、幅広いファン層を形成しています。入館料は一般1500円、中高生1000円、小学生以下は無料で、どなたでも手軽に訪れることができます。

訪問にあたってのご案内


来館する際には事前の予約が必要です。詳細は公式サイトにアクセスしてご確認ください。開館時間は11:00~17:00で、最終入場は16:00です。また、土曜日は3F・4Fも公開される特別な日となっています。休館日は月曜日、日曜日、祝日であるため、訪れる際はご注意ください。

美術館の背景


UESHIMA MUSEUMは、UESHIMA COLLECTIONのオーナーである植島幹九郎の母校である渋谷教育学園の敷地内にあり、高い倫理観や国際的視野を持った教育が行われています。この美術館の建物は、1988年に設立され、2023年の8月までブリティッシュ・スクール・イン・東京が利用していた場所をリノベーションされたものです。

オープニング展の見どころ


オープニング展では、さまざまなテーマに基づいた作品が展示され、国内外のアーティストの多彩な表現を楽しめます。各フロアごとに異なる視点からの展示が行われ、来館者はアーティストたちの個々の背景や思想に触れることができます。

B1F: 絵画における抽象


このフロアでは、1970年代の前衛芸術から現代に至るまで、異なる世代のアーティストの作品が展示されています。ベルナール・フリズやイケムラ・レイコなど、限られた素材や表現方法の中で新たな世界を切り開いたアーティストたちの作品に注目が集まります。

1F/2F: 同時代の表現


名和晃平や岡崎乾二郎の作品が並ぶこの階では、視点の違いによって形成される現代アートの世界が展開されています。特に、ライアン・ガンダーやトレイシー・エミンの作品が、現代社会における様々な視点を提示します。

3F: 女性画家の視点


同じ時代に生きる日本人女性アーティストの作品が集められ、彼女たちが捉えた多様な視点が展示されます。今津景や工藤麻紀子など、個性豊かな作品がその土地や経験に基づく物語を描いています。

4F: 変わるもの、消えゆくもの


時間の移り変わりや変化の美しさをテーマにした作品が展示され、光や形体の関係性を探求するアートが楽しめます。特に宮永愛子の作品は、時間と共に変化するモチーフを体現しています。

5F: 松本陽子の大型作品


アクリル絵具を用いた油画専門の松本陽子の作品が展示され、現代抽象表現主義の新たな息吹が感じられます。色が形を導くという彼女の哲学に基づく作品は、観る者に強い印象を与えます。

UESHIMA COLLECTIONの目指すもの


UESHIMA COLLECTIONは、植島幹九郎が設立した現代美術のコレクションで、同時代性を強く意識した作品を中心に集めています。アートが持つ力を信じ、未来への創造的な影響を与えることを使命としています。

植島幹九郎のプロフィール


植島幹九郎は、1979年に千葉県で生まれ、東京大学で学んだ後、起業家として多彩な分野で活躍しています。国際的な目線を持ちながら、現代アートへの情熱を注いでいます。

皆さんも、UESHIMA MUSEUMで現代アートの新鮮な表現に触れ、新たな感動を体験してみてはいかがでしょうか。公式サイトで事前予約をお忘れなく。

会社情報

会社名
株式会社UESHIMA
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-20-6
電話番号

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