会社四季報夏号
2025-06-17 13:44:50

投資のバイブル『会社四季報夏号』で企業動向を徹底分析!

投資家必見!『会社四季報夏号』の全貌



株式会社東洋経済新報社が2025年6月18日に発売予定の企業情報誌『会社四季報夏号』。この一冊は、株式投資に関心がある方々にとって「投資のバイブル」とも呼ばれており、上場企業についての詳細な情報が網羅されています。本号では、特に米国トランプ政権の関税政策が企業業績に与える影響が注目されています。

『会社四季報』とは?



会社四季報は、1936年の創刊以来、毎年4回の発行を行っている企業情報誌で、全3900社の上場企業について取材し、業績予想や財務状況、株価チャート、従業員数などのデータを細かく紹介しています。様々な分野の経済データを基にした予測が含まれており、投資家にとっては価値ある情報源とされています。

夏号の注目ポイントと業績予想



今年の夏号での大きな関心事は、米国のトランプ政権による関税政策の影響です。企業の業績予測を立てる際には、これらの政策の試算を組み込んでおり、特に輸出企業がどのように影響を受けているのかが詳しく解説されています。

実際、今期(2025年4月期〜2026年3月期)において、全業種(金融を除く)の営業利益の増減率は約3.0%の減益が予測されているという結果が出ています。製造業では0.7%、非製造業では5.7%の減益が見込まれています。この背景には、関税の影響に加えて、円高や中国経済の減速、さまざまなコストの上昇が影響を及ぼしています。

特に、輸送用機器や鉄鋼、海運業は減益率が大きく、トヨタ自動車やホンダ、自動車メーカー全般において大幅な減益が見込まれています。また、反対に食料品や繊維製品、ガラスなどの業種は増益が期待されており、キリンホールディングスや大塚ホールディングスがその代表例です。

株主還元への注目



夏号では株主還元に関する情報も盛り込まれており、今期が増配、または増配の可能性がある企業は1774社にも上るとのことです。また、約100社の「DOE」(株主資本配当率)や60社弱の「累進配当」に関する記述もあり、企業の株主還元に対する姿勢が強調されています。

書籍情報



  • - 書名: 会社四季報 2025年3集 夏号
  • - 編者: 東洋経済新報社
  • - 発売日: 2025年6月18日
  • - 定価: 2,800円(税込)
  • - ページ数: 2160ページ

この夏号は、投資家にとって必見のコンテンツが盛りだくさんです。市場の動向を掴むための貴重な情報源として、大いに活用されるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社東洋経済新報社
住所
東京都中央区日本橋本石町1-2-1
電話番号
03-3246-5404

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