姫路市の学校改革
2024-11-25 14:47:48

姫路市がふるさと納税を活用した学校改革プロジェクトを開始

姫路市が新たな試みとして、ふるさと納税制度を活用した「ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)」なるプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、地域社会とつながり、子どもたちの学びをより良くするためのものです。令和6年の4月から、元テレビ局アナウンサーである久保田智子氏が姫路市の教育行政を担当し、子ども中心の学校づくりを進めていく中で、急激に老朽化している学校の改善が求めていました。

GCF®プロジェクトの背景


姫路市では、市民が誇りを持ち、皆が住み続けたいと思える活力のあるまちを作るため、様々な施策に取り組んでいます。しかし、現在の学校の校舎の約80%は40年以上が経過しており、早急な改修が求められています。この状況から、地域住民や寄付者に学校の現状を知ってもらい、未来志向の学習空間を作るための支援が必要とされています。

プロジェクトの詳細


今回の募金活動は、2024年12月2日から2025年3月1日までの期間に行われ、目標金額は300万円です。この資金は、学校からの要望をもとに、空き教室のリノベーションに使用されます。具体的には、自由な表現ができる「プレゼンルーム」や、楽しい食事の場を提供する「ランチルーム」を設置することを目指しています。

1. プレゼンルーム(城北小学校)
- 壁面をホワイトボード化し、自由な表現が可能に。
- 可動式パーテーションで、空間を自由にカスタマイズ。
- 魅力的なデザインのカーペットで、プレゼンをしたくなる空間づくり。

2. ランチルーム(飾磨中部中学校)
- 中学校にランチルームを設置し、給食の時間を豊かに。
- マナーや地産地消を学ぶ時間も取り入れ、地域文化の継承にもつなげます。

教育長のメッセージ


姫路市の教育長、久保田智子氏は、「環境が変われば、気持ちが変わる」という信念を掲げています。学校環境が変わることで、子どもたちの学習意欲や学校生活が向上することが期待されています。また、生徒たちが自分たちの理想の空間を描くことができるよう、地域の支援が重要であると訴えています。

GCF®の意義と寄付のメリット


ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)は、地域課題の解決を目的とした寄付の仕組みであり、寄付者は具体的な使途を選ぶことができます。これにより、地域に興味を持つ人々が増え、地域交流が促進されます。少しでも地域のためにと思う方々の共感を受けて、姫路市はこれからも進んでいきます。

このプロジェクトは、寄付に興味のある方々に向けて広がりを持つことを期待しています。なお、寄付受付は12月2日から始まりますので、皆さまのご支援をお待ちしております。
プロジェクトの詳細については、ふるさとチョイスのページをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社トラストバンク
住所
東京都品川区上大崎三丁目1番1号JR東急目黒ビル 7階
電話番号
03-6843-3470

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