大阪・関西万博で和栗茶事、ローランドが特別協賛し音楽と土のつながりを語る

大阪・関西万博にて「スペシャル和栗茶事」開催

2025年7月2日から6日まで、大阪・関西万博の一環として「スペシャル和栗茶事」が開催されます。このイベントは、一般社団法人和栗協議会や有限会社春華堂、株式会社TeaRoomの主催で、日本の伝統的なおもてなし文化を通じて、和栗の魅力を世界に広めることを目的としています。ローランド株式会社はこの活動に協賛し、特別なセッションを行います。

「スペシャル和栗茶事」の概要

「スペシャル和栗茶事」は、茶と栗をテーマにした文化交流イベントで、全10セッションが予定されています。会場は大阪・関西万博のEXPOメッセ(WASSE)のNORTH 貨物センターに設けられ、さまざまなゲストとともに日本の甘味文化や和栗の特長を深めていく予定です。アートとお茶を通じて、地域の名産である和栗を世界に発信することが期待されています。

ローランドが主催するセッション

特に注目すべきは、7月4日に行われるローランドが主催するセッションです。このセッションでは、ローランド株式会社代表取締役社長CEOの蓑輪雅弘が正客を務め、「命を鳴らす―音楽と土から考える人間」というテーマで議論が行われます。ゲストには学校法人立命館総長の仲谷善雄氏、諏訪中央病院の須田万勢氏、株式会社CREA FARM代表取締役の西村やす子氏など、各界の著名な方々が参加予定です。

和栗協議会の狙い

和栗協議会は、「地域“志”本主義」を掲げ、リジェネラティブなまちづくりを推進しています。近年、掛川の和栗は農家の高齢化や後継者不足により、存続の危機に直面しているため、さまざまな取り組みを開始しました。これにより、栗農家と連携して持続可能な産業の発展を目指し、和栗を地域のシンボルとして育て上げる試みに力を注いでいます。