杉匠真、日本男子史上初の快挙！PWA IWTウェイブツアーで4位入賞！

20歳・杉匠真、日本男子初の快挙！PWA IWTウェイブツアーで4位入賞

先日、世界最高峰のプロウインドサーフィンツアー、PWA IWTウェイブツアー第3戦が開催されました。この大会で、日本のプロウインドサーファー杉匠真選手が、日本男子史上初の快挙となる4位入賞を果たしました。

大会は、ヘビーな波で知られるクラウドブレイクで開催。世界王者や複数回の世界チャンピオンといったトップライダーが1回戦で敗退するなど、非常に厳しいコンディションとなりました。そんな中、杉選手は持ち前の実力と精神力で1回戦を2位通過。勢いに乗って、準々決勝、準決勝と勝ち上がり、見事決勝進出を果たしました。

決勝では、世界のトップ選手たちと競い合いましたが、僅差の0.64ポイント差で4位という結果に終わりました。しかし、表彰台を逃したものの、その健闘は世界に大きくアピールする結果となりました。3位入賞者との接戦は、杉選手の潜在能力の高さを改めて証明するものでした。

杉選手は「世界一を目指す」と常に公言しており、今回の結果を糧に、更なる高みを目指していくことでしょう。今後の活躍に期待が高まります。

今回の大会では、杉選手以外にも日本人選手が多数出場。石井孝良選手が13位、石井颯太選手が25位という結果でした。

杉匠真選手プロフィール

2002年生まれの杉選手は、6歳からウインドサーフィンを始め、14歳でプロ入り。ウェイブとフリースタイルの2種目を中心に活動し、日本を拠点にしながら海外を転戦して世界を舞台に活躍しています。

PWA（プロフェッショナルウインドサーフィン協会）のU-17で優勝、年間チャンピオンを獲得し、2021年にはU-20でワールドチャンピオンに輝いています。2022年には、三菱ケミカルグループとスポンサー契約を締結。