「NEW NORMAL 6 -Japanese Maison-」の開催
2026年の10月に大阪、11月には東京で、ものづくりの家業とデザイナーが共に創り上げる展覧会「NEW NORMAL 6 -Japanese Maison-」が行われます。主催は、NEW NORMAL株式会社で、設立以来、日本の伝統的なものづくりへの新たな理解と発展を目指して活動しているデザインプロジェクトです。
このプロジェクトは、日本の各地に存在する家業を“Japanese Maison”と見立て、それらとデザイナーとの協業を約1年かけて実施してきました。6回目となる今回の展覧会では、金属プレス、アルミ鋳造、プラスチック射出成形など、異なる特性を持つ6社の企業が参加し、それぞれのデザイナーと共に新しい可能性を模索してきました。
協業のプロセスを重視した展示
展覧会では、完成品だけでなく、協業のプロセスそのものを重視しており、実験や試行錯誤を通じて生まれた「今」を展示します。企画者は、完成した製品やサービスの背後にある思考過程や技術を理解することの重要性を強調しており、そこから生まれた新しいデザインや製品の提案が期待されています。
約8か月の協業を経て形になってきた成果物が紹介され、業種や企業規模、体制が異なる中での協業の様相が明らかにされます。また、展示内容は、大阪展から東京展にかけて進化を続けるため、訪れるたびに新たな発見があることでしょう。
家業の継承と新たな挑戦
「NEW NORMAL」の最大の特徴は、日本各地の企業が一つの目的に合わせて協力し、情報や知識を交換しながら進めている点です。異なる技術や文化を持っていても、同じような課題を抱える家業にとって、交流は重要な要素です。これにより、企業間での経験や知識が活かされ、新しい解決策を共に見出していくことが可能になります。
大阪と東京の展示会は、製品の発表の場だけに留まらず、出展者や来場者同士の意見交換を促し、さらなるプロジェクトの発展につなげる重要な場となります。
展示品の予告
「NEW NORMAL 6 -Japanese Maison-」で紹介されるいくつかのプロジェクトを先取りしてお伝えします。
企業:DANA株式会社
デザイナー:秋山かおり
伝統的な旗づくりの知恵を活かし、神社で使われていた旗や法被を新たな製品へと再利用するプロジェクト。
企業:荒川技研工業株式会社
デザイナー:伊澤真紀
伝統的なワイヤー・グリップ技術から生まれた、構造的な美しさと静けさを持つジュエリー。
展示会概要
会期:2026年10月8日(木) – 11日(日)
会場:iha place
入場:無料
特別なトークイベントやレセプションパーティーも行われ、訪れる人々が交流の場となります。
会期:2026年11月12日(木) – 15日(日)
会場:TIERS GALLERY
こちらも入場無料で、多彩なトークイベントや交流時間が設けられています。
参加企業やデザイナーの一覧は公式ウェブサイトで確認可能です。ぜひ一度足を運んで、日本のものづくりの未来を感じ取ってみてください。