社会課題解決に挑む
2025-07-02 10:20:56

若き起業家たちが挑む社会課題解決プログラム「COM-PJ」の全貌

若き起業家たちが挑む社会課題解決プログラム「COM-PJ」の全貌



京都リサーチパークとtalikiが共催する社会起業支援プログラム「COM-PJ」は、30歳以下の若者を対象に、社会のさまざまな課題解決に挑む起業家を育成するための場です。このプログラムでは、採択者が3か月間、メンターとの1on1セッションや仲間との進捗報告会を通じて、自身のビジネスアイデアを具体化していくことが求められます。採択者たちの取り組みは実に多様で、ヘルスケアや教育、障がい者支援など、未来に向けた課題解決に向けた意欲が感じられます。

「COM-PJ」は何を目指すのか?


「COM-PJ」は単なる起業支援にとどまらず、参加者が社会に良い影響を与えるビジネスを生み出すことを目的としています。プログラムの途中には、実践的な講義や経験豊かな起業家からのフィードバックも含まれ、参加者は自らのアイデアに対する洞察を深めていきます。

プログラムの最終段階では、採択者たちは「BEYOND2025」というカンファレンスで最終ピッチを行い、観客の前で自らのビジネスプランを発表します。これにより、彼らのアイデアは多くの人々に知ってもらう機会を得るのです。

採択者たちの取り組み


青山 晃弘 さん


青山さんは、孤独を感じる高齢者を「社会とのつながり」を持つ主体として再考し、地域で挑戦できる仕組みを作るプロジェクトに取り組んでいます。地元の高齢者が自分の経験を活かし、支え合うことで孤独を解消できる社会を目指します。

北野 まどか さん


北野さんは、アトピー性皮膚炎患者のためのインナーシャツ開発に挑戦しています。緑茶染めを使用したこの商品は、肌に優しく、患者にとって悩みを軽減することを目的としています。

白石 凌祐 さん


障がい者用の駐車場の不正駐車を防ぐIoTスマートパーキングシステムを開発中の白石さん。便利さと安全を両立させる仕組みを構築することで、社会参加を促進します。

その他の取り組み


遠矢さんは、特別支援を必要とする小中学生向けの学習教室の設立を志し、妊婦向けの見守りアプリを開発している中村さん、難病患者の情報を提供する事業を構想する南さん、メンタルヘルスを手軽にケアできる仕組みづくりに挑む横矢さんなど、各参加者は様々な方面から社会課題に取り組んでいます。

COM-PJの意義と未来


「COM-PJ」を通じて、参加者たちは自身のビジネスだけでなく、自らの成長をも経験します。メンターや仲間とのコミュニケーションを通じ、相互に学び合うことで挑戦を続ける精神を育てます。社会の未来を形作る若者たちが、どのようにビジネスを展開し、社会課題を解決していくのか、今後の彼らの動向から目が離せません。

このプログラムは、次世代の社会起業家たちにとって、重要な一歩となるでしょう。社会の期待を背負った彼らの挑戦が、未来にどのようなインパクトを与えるのか、結果が楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社taliki
住所
京都市中京区貝屋町565-1
電話番号

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