株式会社プライバシーテックが7400万円の資金調達を実施
東京都港区に本社を持つ株式会社プライバシーテックは、AI開発および導入に特化したアジャイル監査AIエージェント「PrivacyTech GRoW-VA」の開発を加速させるため、7400万円の資金調達を実施したことを発表しました。この資金は、デライト・ベンチャーズとLAUNCHPAD FUND2号投資事業有限責任組合からの支援を受けたもので、AI関連事業のさらなる発展に向けた重要なステップとなります。
資金調達の詳細
今回の資金調達には、以下のポイントが含まれています。
- - 調達金額: 7400万円
- - 投資家: デライト・ベンチャーズ、LAUNCHPAD FUND2号投資事業有限責任組合
- - 資金の使途: AIおよびプロダクト開発、コンテンツやパートナーとの連携強化
企業がAIを導入する際には、特にコンプライアンスや透明性、選択肢の提供が求められます。しかし、監査業務を全うするための効果的なシステムが不足しており、専門的な人材を確保することは非常に難しい状況です。このような背景から、プライバシーテックはAIおよびデータ活用を通じたアジャイル監査を支援する「PrivacyTech GRoW-VA」の開発に注力しています。
PrivacyTech GRoW-VAの機能
「PrivacyTech GRoW-VA」は、以下の特長を持つAIエージェントです。
- - AI開発・導入やパーソナルデータ活用における監査支援: 高い精度で企業のリスクや対応策を明確にします。
- - Knowledge Hubとの連携: 国内外の法律やガイドラインを網羅し、監査に関する専門知識を提供。
- - カスタマイズ性: 企業の社内規程や独自の監査項目に基づいたカスタマイズが可能です。
- - 監査タイプの対応: スポット監査と継続的な監査の両方に対応。
- - 帳票作成機能: 個人情報管理台帳やDPIAレポートといった各種帳票の出力が可能です。
すでに多くの大手企業に導入実績があり、PrivacyTech GRoW-VAは注目のプロダクトとなっています。さらに、同社は正式リリースに向けて具体的な業務環境におけるフィードバックを受けつつ、機能改善やユーザーエクスペリエンスの向上を目指すローンチパートナー企業も募集しています。
投資家の想い
デライト・ベンチャーズのプリンシパル、永野祐輔氏は、プライバシーテックが規制実務とAI技術を融合したプロダクトを開発していることに確信を持っています。「責任ある運用と説明責任がこれまで以上に求められる現代において、同社の挑戦は非常に重要です。」とコメントしています。
また、LAUNCHPAD FUNDの島川敏明氏も、プライバシーテックのリーダーシップと情熱を高く評価しています。ガバナンスの重要性が増す中、山下代表の知見と新たなプロダクトが相乗効果を生むことを期待しています。
代表者のコメント
プライバシーテックの代表取締役、山下大介氏は、今回の資金調達を通じて日本社会全体のAI推進とガバナンスの問題を解決する「安心のインフラ」として、PrivacyTech GRoW-VAの開発体制をさらに強化する意向を表明しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社プライバシーテック
- - 所在地: 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー
- - 設立: 2022年1月11日
- - 事業内容: AIとプライバシー監査のAIエージェント開発、コンサルティング支援
- - URL: プライバシーテック公式サイト
本件に関するお問い合わせは、プライバシーテック広報担当(
[email protected])までお気軽にご連絡ください。