テルミックの改革
2026-07-30 09:01:24

株式会社テルミックが実現した製造現場の新たなコンベア改革とは

株式会社テルミックが実現した製造現場の新たなコンベア改革とは



愛知県刈谷市に本社を構える株式会社テルミックは、業界の革新を追求する企業として注目を集めています。このたび、同社の常滑工場において、効率的かつ快適な作業環境を実現するためにコンベアの改修を行いました。

現場の声を反映したコンベア改修



常滑工場の検査・出荷センターでは、日々50〜100箱の荷物が中国から到着します。重量は1箱あたり20〜25kgに及び、従業員はそのもとで出荷作業を行っています。これまでも無人搬送用ロボットや協働ロボットを導入し、省力化を進めてきたテルミックですが、より働きやすい職場を目指して、従業員の意見を反映した改修に取り組みました。

具体的な改善点



1. コンベアの高さ調整



改修の第一歩は、コンベアの高さを低く設定することです。従来は約900mmだったコンベアの高さを740mmに変更。これにより、荷物を持ち上げる作業が少なくなり、従業員の姿勢も改善され、作業の安全性が向上しました。

2. センサ位置の変更



次に、荷物の搬送を検知するセンサの位置を見直し、コンベアのローラー下に移設しました。これによってライン横のガイドを取り払うことができ、荷物の移動や作業者の動線がスムーズになりました。

3. ゴム式からチェーン式への変更



最後に、従来のゴムを使ったコンベアから、より安定性の高いチェーン式に変更。これにより動力の伝達が確実になり、重い荷物もストレスなく移動できるようになりました。

これらの改善が行われることで、多くの女性従業員が活躍しているテルミックでは、働きやすさが向上しました。低くなったコンベアの高さにより、小柄な従業員も身体の負担を軽減しながら、効率的に作業できるようになりました。

自社リソースの活用とハイスピードな改善



テルミックは、自社および中国の子会社との連携を強化することで、改修のプランニングから実施までをおよそ2ヶ月という短期間で実現。このスピード感は、設計や必要部品の手配を迅速に行える体制から生まれています。さらに、常滑工場内の3Dラボも活用し、部品製作の効率も向上しています。

今後の展望



今後もテルミックは現場の安全性や作業効率を向上させる取り組みを継続し、人型ロボットの導入なども視野に入れています。また、物流や配送に関わる方々の負担軽減につながる施策も検討中です。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しながら、持続可能な製造環境の構築を目指していくでしょう。

工場見学や新事業の展開



テルミックでは、工場見学の受け入れを積極的に行っています。ここでは、金属部品加工現場やDXの取り組みを実際に体験できます。また、名古屋市港区に新たに設立された「名古屋みなとオフィス」では、LEDデジタルサイネージを活用した新たなサービス提供も行っています。工場見学は随時受付中ですが、事前に申し込みが必要です。

このように、株式会社テルミックは、現場での声を大切にしつつ、効率化と快適さを追求する企業です。これからの取り組みに期待が寄せられています。また、同社が提供するラジオ番組「テル★ラジ」も聞き逃せません。工場の最新情報を手軽に聴くことができ、多くのリスナーに支持されています。


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会社情報

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