老祥記が始めた新プロジェクト：ドリーム豚饅で神戸の食文化を育む

老祥記が手掛ける「ドリーム豚饅プロジェクト」

神戸の伝統的な豚饅の発祥店である老祥記が、自らの新しい試みとして「ドリーム豚饅プロジェクト」を始動しました。このプロジェクトの目的は、神戸の食文化をより豊かに育てていくことにあります。これは単に美味しい食べ物を提供するだけではなく、次世代を担う子どもたちへの食育の向上も視野に入れた取り組みになります。

プロジェクトの目的と食育への取り組み

プロジェクトを通じて、神戸の飲食店同士が協力し合い、新たな豚饅の開発を行います。その収益は、子どもたちへの食育事業に充てられ、地域の食文化を豊かにすることを目指しています。美味しい食を体験することで、子どもたちが食について学び、楽しむことができる機会を作り出すことが重要です。

カレー豚饅への挑戦

本プロジェクトでは、初めてカレー豚饅の開発に取り組むことが決定しました。カレーの種類は自由で、インドカレーやキーマカレー、さらにグリーンカレーやドライカレー、オムカレーまで多様な選択肢が用意されています。これにより、老祥記は幅広いテイストを楽しんでもらうことを狙っています。

応募と特典

カレー豚饅のコラボ店舗を募集する期間は、2021年10月12日から12月12日まで。この期間中、神戸市内のカレー店は自薦・他薦を問わず、広く応募を受け付けています。協力してくれるカレー店を推薦したい方は、老祥記のTwitterアカウントを通じて応募するか、公式ウェブサイトのメールフォームから申し込むことができます。

採用された店舗には、「老祥記の豚饅100個プレゼントチケット」が贈呈され、加えて応募者の中から抽選で10名に「老祥記姉妹店・曹家包子館の椎茸豚饅15個チケット」が当たります。

食育事業と「老祥記放課後キッチン」

プロジェクトから得た収益は、子どもたちが食について学べる「老祥記放課後キッチン」の設立にも活用されます。このキッチンでは「楽しく食べる」「楽しく作る」「楽しく学ぶ」という3つの楽しさを大切にし、食の魅力を伝える場として機能します。キッチンの開設は、コロナ禍を考慮しつつ2022年夏頃に予定されています。