次世代自動車に重要なリチウムイオンバッテリーの技術解説セミナー開催
自動車産業における電動化の進展と共に、リチウムイオンバッテリーは次世代自動車の心臓部として注目されています。これらのバッテリーの性能や安全性を確保するためには、温度管理技術が極めて重要です。この度、株式会社AndTechが2025年6月30日(月)に開催予定のWEBセミナーでは、リチウムイオンバッテリーの熱管理技術と放熱材料についての最新動向を探ります。
このウェブセミナーには、業界の専門家が登壇し、リチウムイオンバッテリーに関わる現在の技術や開発状況を詳しく説明します。特に、車載用及び電気自動車(EV)用のバッテリーについて深く掘り下げ、新冷媒やPFAS規制への対応策、チタン酸リチウムを用いた安全かつ長寿命なSCiBモジュールの開発事例、熱伝導性ギャップフィラーの特性など、様々な重要点を押さえます。
セミナーの内容概要
セミナーは、以下の3部構成となっています:
1.
リチウムイオンバッテリーシステムの温度管理
- 登壇者:元カルソニックカンセイ株式会社 環境技術開発グループ シニアエキスパートエンジニア 原潤一郎氏
- 内容:さまざまな温度管理方式、安全源となる部材及び近未来の展開などを詳述します。
2.
SCiBTM技術とアルミキャストモジュールの開発
- 登壇者:株式会社東芝 電池事業部 技師長 稲垣浩貴氏
- 内容:新たな放熱性能を発揮するアルミ製の底面モジュールの詳細と市販化の展望について報告します。
3.
EVバッテリーの熱マネジメント材料の動向
- 登壇者:ヘンケルジャパン株式会社 オートモーティブコンポーネンツ事業部 シニアアプリケーションエンジニア 奥原昂氏
- 内容:二液性液状ギャップフィラーや熱伝導性接着剤といった新しい材料の特性及び利用事例を学びます。
受講による期待効果
本セミナーに参加することで、受講者は以下の技術課題や知識を解決できるようになるでしょう:
- - 熱マネジメント材料の機能と技術の役割
- - 駆動用電池の温度管理手法と冷却システムに関する知見
- - リチウムイオン電池の市場および技術トレンド
- - 新しい冷媒に関する情報
受講形式はWEB会議ツールZoomを使用し、オンラインでのリアルタイム配信。全世界から気軽に参加できるのがこのセミナーの特長です。
料金と参加手続き
参加費用は49,500円(税込)。必要な資料は電子形式で配布されます。
リンクから申し込むと、セミナー当日に参加するためのURLが送信されます。
セミナー詳細と申し込みはこちら
会社概要
株式会社AndTechは、化学、素材、エレクトロニクスなど多様な分野におけるR&D開発支援を行っている企業です。技術講習会やセミナーを通じ、業界に最新情報を提供する重要な役割を担っています。
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