229 Capitalとユニヴィスグループが合弁会社設立へ、M&A・IPOのプラットフォーム構築を目指す

合弁会社設立に関するニュース

マレーシアに本社を構えるプライベートエクイティファンド229 Capitalとの合弁会社設立が、ユニヴィスグループから発表されました。この新事業は、2025年8月22日に締結された覚書（MOU）に基づき、両社が共同で高成長企業に対するM&AおよびIPOプラットフォームを構築するという意向を示しています。

合弁会社の設立意義

合弁企業は、最大100万米ドルの投資をもとに設立されることが決まっており、国境を越えたパートナーシップを強調しています。特に、M&A市場における売買機会を提供し、主要なグローバル株式市場でのIPOを支援することが重要な目的です。これにより、企業はNasdaqやニューヨーク証券取引所（NYSE）などでの上場を目指すことができます。

229 Capital L.P.の専門性

229 Capitalは、マレーシアを拠点とするPEファンドであり、主にIPOの構築と実行において豊富な専門知識を保有しています。彼らは、マレーシア企業の国際的な資本市場への参加を推進するための役割を果たしており、これまでに数多くの企業の上場を手がけてきました。彼らの強みは、資本市場に関連するアドバイザリーを通じて得た広範なネットワークとノウハウです。

ユニヴィスグループの強み

一方、ユニヴィスグループは、日本・虎ノ門を本社とするコンサルティングファームであり、M&Aや財務、法務に関する専門知識を元に企業の成長を支援しています。M&Aアドバイザリーの精鋭たちが連携し、企業経営のあらゆる局面でプロフェッショナルなサービスを提供しています。ユニヴィスの強固な顧客ネットワークは、特に日本を含む東南アジア地域でのエグゼキューションを強化するために極めて重要です。

共同の使命

この結びつきにより、229 Capitalとユニヴィスグループは、国境を越えた成長企業ネットワークを拡大し、日本を含むアジアと米国におけるM&A・IPO市場のリーダーシップを確立するという共通の目的に向かって進むことを目指しています。両社の専門性を活かし、強力な市場参入を実現することに期待が寄せられています。