超小型EV『mibot』が変革をもたらす:岡山での実証実験
2026年4月、中小企業を支える3社が連携し、岡山県内で新たな業務用の移動手段を検証する実証実験が行われました。KGモーターズが開発した1人乗り超小型EV『mibot』が、地域に根ざした地方銀行業務の現場で実際に使用され、その効果が測定されています。
実証実験の概要
この実証実験は約3週間にわたり、岡山県内の中国銀行5拠点で行われ、従業員が実業務に合わせて『mibot』を使用しました。設置された各拠点での車両運用に際し、利用者からのフィードバックが集められ、業務における利便性が評価されました。
特筆すべきは、実業務利用者の補完肯定率が86%に達し、また20代の総合満足度が100%と、非常に高い結果が得られたことです。このことは、超小型EVの有効性を明示し、地方銀行のリテール営業における新しい移動手段としての可能性を示しています。
課題の解決策としての『mibot』
地方銀行のリテール営業では、現在の青空駐車や狭い住宅街の中での移動が大きな課題となっています。雨天や悪天候時の運転負荷も使用車両の選択に影響を及ぼしています。そこで登場した『mibot』は、軽快な動きと compact さがウリで、従来のバイクや軽自動車では対応しきれなかった複合的な条件を克服する新たな選択肢となり得るのです。
実証実験の結果
実証実験の結果では、顧客訪問や外回り営業においても高い評価を得たことで、高い親和性が確認されました。また、既存車両との使い分けが可能であることも定量的に裏付けられました。特に社用バイクとの組み合わせで100%の補完肯定率が記録され、他の車両と違った立ち位置での活用が期待されます。
さらに、自由記述では雨天時や狭い道での活用シーンが多く挙げられ、様々なシチュエーションでの有効利用が明らかになりました。特に女性や若手営業職に好評で、ダイバーシティを進める一環としても重要な意義を持つと考えられます。
将来の展開と連携の可能性
この実証実験から得られたデータをもとに、業務用車両としての本格運用が岡山南支店及び新たに広島県東広島市の西条ライフプランセンターに向けて進展しています。また、将来的には医療、福祉、そして配送などの他の法人領域への導入も検討されており、地域の多様なニーズに応える存在として超小型EVの社会的実装が推進されていく予定です。
成果の意義
中国銀行やちゅうぎんキャピタルパートナーズ、KGモーターズの担当者たちも、この実証実験を通じて得た成果に対して高い評価を寄せています。「mibot」は単なる車両ではなく、業務を効率化し、地域貢献を目指す新しい営業の形を提案しています。今後もこのような取り組みを通じて、地域経済の発展に貢献することが期待されています。
直面する移動の課題を解決しつつ、新たな活用の道筋が見えてきた『mibot』。今後の展開に期待が高まります。